9月下旬に宮島で異常潮位で厳島神社が冠水する被害が生じたという報道がされていました。駿河湾でもその時期に潮位がかなり高かったことをご存知でしょうか?気象庁からは高潮注意報が出ていました。
水産技術研究所の近くの水路では写真のように、満潮時には水があふれるような状況でした。もし、台風時であれば道路上まであふれ出していたかもしれません。
気象庁のHPからダウンロードした清水の潮位と偏差は下図のように推移していました。
偏差から見ると、台風15号の通過時(9月21~22日)には気圧の低い影響で潮位が推算潮位よりも60cm高かったことがわかります。高潮注意報がでていた9月下旬の偏差は最大で+20cmと少ないように見えますが(+20cmの原因は現時点ではわかりません)、元々秋は平均潮位が高い時期にあたること(下図)、それに加えて大潮だったことも関係し満潮時には270㎝近い高さの潮位になっていました。
水産技術研究所の近くの水路では写真のように、満潮時には水があふれるような状況でした。もし、台風時であれば道路上まであふれ出していたかもしれません。
気象庁のHPからダウンロードした清水の潮位と偏差は下図のように推移していました。
偏差から見ると、台風15号の通過時(9月21~22日)には気圧の低い影響で潮位が推算潮位よりも60cm高かったことがわかります。高潮注意報がでていた9月下旬の偏差は最大で+20cmと少ないように見えますが(+20cmの原因は現時点ではわかりません)、元々秋は平均潮位が高い時期にあたること(下図)、それに加えて大潮だったことも関係し満潮時には270㎝近い高さの潮位になっていました。