雑感録

『紙屋悦子の青春』※ネタバレはさしてないけど、見る予定の人は見てから読んでね。(再)

半分知世ちゃん絡み、
でも根は女優としての知世ちゃんにはあまり興味はないので、
半分以上は仕事絡みで知世ちゃん主演、黒木ナントカ監督の映画を見た。
以下、知世ちゃんコミュに書いたこと。

> いい映画でした。
> 可笑しくも哀しい、もどかしくも切ない。
> 日本人だからこその、九州人だからこその映画のような…。
> しかし、舞台みたいな映画だなと思ってたら、
> 舞台作品の映画化でした。

んで、今日、NHKで放映されたドキュメント「戦争へのまなざし~映画作家・黒木和雄の世界~」のビデオを人から借りて見て思うことがあったので、ちょいと。

もちろん、この映画を見たのは知世ちゃん絡みなんで、
黒木監督作品は初めてなんだけど(てか邦画なんて全く観ないんだけど)、
この映画を見た時は「戦争の悲しさ」「反戦」がテーマなのかもしれないけど、
それは単に背景的なもので、「生きる」ということが本当のテーマなのではないかと感じた。
それは知世ちゃん演じる悦子が、素朴に元気な田舎の女の子なんだけど、時代ゆえの悲劇も受け入れて、しっかり生きていこうとしていたから。

それでNHKのドキュメントを見てみたら、やはり、戦争で生き残った人は負い目を感じるかもしれないけど、そうじゃないんだという境地に達した監督の思いなんではないかと思った訳で(もちろん戦争体験はないので本当のところは分からんけど)。

まあ、いつもなら映画を見るのに監督の体験や思いなんか知ったこっちゃない、という方なんだけど、つっこめばそれなりの見方もできるのね、と思った一例でした。


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