年とってますます暑さに弱くなったようで、週末の行事でもうヘロヘロ(実は木陰に隠れて何もしてないんだけど)。冷たいものの飲み過ぎですっかり腹まで下してしまった。
そして迎えた月曜日。相変わらずの朝からの暑さに加え、養分をあらかた放出しているので、もともと備蓄のない体ではどうにもこうにも力が出ない。しかも夜には某氏実家の寿司屋で宴会の予定。これはなんとかしなければ。
とりあえずフラフラとスープ専門店に行き、キャベツとベーコンのスープ雑炊(もう少しベーコンの塩気がきいていた方がいいな)で腹を温めながらの遅い朝食。昼も消化のよさげな温そば(鶏南だが野菜はネギではなくホウレンソウに椎茸。脂が少なくて助かったけど、おかめそばみたいだった)で復調を期する。宴会までにはなんとか腹具合も持ち直したが、万全を期して、異様に盛り上がる宴席の片隅で、茶碗蒸し(具だくさん)とぬる燗の酒でひたすら冷静に腹を温める。おかげで予期せぬ毛ガニ(!)と鱧シャブ(!!)にもありつけ、帰るころにはホロ酔い気分。なんとか無事一日を終え、床についた訳だ。
ところが、ここに思わぬ伏兵が待っていた。
ぬる燗の酒は腹だけでなく全身を温めてくれたようで、体が火照って暑くて眠れない。眠れないことはあんまりないんだけど、一旦眠れなくなると、もう本を読んでも(竹内久美子「そんなバカな!」読み返し)何をしてもダメ。布団から転がり出て畳の上をのた打ちり回りながらモンモンとしているうちに、もう午前4時。これはもうダメだと冷蔵庫に走り、グリーンコープのアップルジュースを一気に飲み干した。冷たい感覚が食道と胃の形をなぞり、内から外に向って体が冷えていくのがよく分かる。体が冷えれば眠るのは簡単。ふーっと一息つくと、他愛もなくトロトロと眠りに落ちていく。これで3時間くらいは寝れるだろう…という意識も飛んでいきそうになったとき、ピキッ、グリッ、と下っ腹から肛門に衝撃波が走る。よろよろとトイレに起き上がり、結局ふりだしに戻る。
夏はまだ始まったばかりだ。
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