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雑感録

When I’m sixty-four PART2 「おやすみ オポチュニティ」【映画評/今回はネタバレあり注意】

北陸は年明け早々の大震災。被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

さて、2024年最初にプライムビデオで観た映画は、AMAZON STUDIO PRESTNTSのドキュメンタリー「おやすみ オポチュニティ」(原題:Good Night OPPY)。
ドキュメンタリーなんでネタバレは気にせず書くと、タイトルには「オポチュニティ」の名前しか入ってないけど、物語の主人公は2004年1月に火星に着いて探索を始めた「スピリット」と「オポチュニティという双子(同型)の2台の自律型火星探査車。
「自律型」というのがよくわからんのだけど、たぶんコンピューターが自己判断で探査や危険回避ができるという意味なんだと思う。

そんな、ある意味「意思」をもったロボット探査機とそれを開発・運用したミッションクルーとの絆の物語。
毎朝「目覚まし音楽」として通信で流させた音楽(「S.O.S.」by ABBA、「Here Coms the Sun」by the Beatlesなど)をBGMに、軽快に物語が進んでいく。
2台とも当初の予定の90sol(sol=火星の1日=24時間39分)を遥かに超えて、火星の砂嵐などの「天災」もクリアして探査を続けた。

スピリットは先に車輪が砂に埋まって動けなくなって、2010年3月にミッション終了。
「Oppy」の方はそれより長く探査を続け、火星に水の存在の可能性を証明した。
2018年6月に巨大砂嵐で通信が途絶え、2019年2月14日にミッション終了。
忘れっぽく関節炎(メモリーとアームの故障?)などと「彼女」に人格があるかのように扱ってたクルーが、「おやすみ オポチュニティ」として最後に選んだ曲は、ビリー・ホリデイのジャズナンバー…。



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コメント一覧

taul_nakataney
火星ではいまNASAの「インジェニュイティ」という探査用のヘリコプター(ドローン?)が飛んでるらしい。
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