雑感録

さながらキノコグモの如し

8月13日、レス・ポール死去。
朝日新聞の記事にはぽ~ちゃんとのツーショットが掲載されていたが、本文中にはレス・ポール愛用者としてぽ~ちゃんではなくビートルズのジョージ・ハリンさんの名が挙げられていた(朝日新聞はいまだに“ハリン”なんだ)。

8月14~16日、長崎の実家に帰省。
長崎人は花火好きで、盆には墓参りのときに花火をする。
しかも、よくあるお子様花火じゃなくて、爆竹や矢火矢(一般にいうロケット花火のようなもの)といった凶暴なものだ(ちなみに由緒正しい長崎っ子は矢火矢も爆竹も手に持ったまま火をつけるけど、よいこは危険なのでマネしないでね)。
おそらく華僑の影響だと思うが、これが長崎独特の風習だと知ったのは、最近のことだ。
で、そのピークが15日の精霊流し。
十数年ぶりに繁華街で体感したけど、日頃は地味な長崎人も、このときばかりはキチガイ沙汰だね(ただいま不適切な表現がありました。お詫び申し上げます)。
雷鳴のごとき爆音が轟いたかと思うと、弾薬庫が爆発したかのような煙が上がる。
たぶん、段ボールか何かに詰め込んだ爆竹を一気に燃やすんだと思うけど、これが間断なく続く。
この日に備えて、コンビニでもドラッグストアでも写真屋でも耳栓を売るという有様なのだ。
精霊流しのコースは破裂した爆竹のカスと空き箱なんかで路面も見えないような状況になるんだけど、これがまた一夜にしてきれいさっぱりなくなるのが長崎の脅威だ。
久しぶりの精霊流し体験で、長崎人の血が疼いて爆竹を鳴らしたくてたまらないオヤジがここに1名。
ちょっとキケンかも。

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