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雑感録

When I’m Sixty-Four PART2 アラン・ドロン追悼「サムライ」【映画評/ネタバレ注意】

プライムビデオで観た仏伊合作映画「サムライ(原題もLe Samouraï)」。アラン・ドランと(当時)妻のナタリー・ドロンの共演で、僕が4歳の年の公開。

アラン・ドロンはスマートでニヒルな殺し屋の役。
オープニングに「侍ほど深い孤独の中にいる者はない。おそらくそれは密林の虎以上だ―『武士道』より」という一文が出てくるだけで、「RONIN」「47ronin」みたいに特にサムライに関係あるシーンはない。
主人公(アラン・ドロン)は車を盗むにしても、アメリカ映画みたいに車を壊してイグニッションケーブルをショートさせるんじゃなく、合鍵の中から一つひとつ合うものを探してエンジンをかけるあたり、さすがフランスは上品だと思った。


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