青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

セピア色グリーン

2017年10月11日 18時26分13秒 | 大手私鉄(関東)

(HM付き高尾山トレイン@八幡山)

小田急でスタンプを押した後は同じ新宿を起点とする京王線に転戦。今回は八幡山と調布という比較的回りやすいチェックポイントが設定されていましたが、結局賞品のカードを引き換えに多摩動物公園(京王レールらんど)まで行かにゃあならんので先を急ぎます。先日ロールアウトしたと噂の京王新5000系に会えれば…という淡い期待もありましたが、この日の運用はないようで。その代わりと言っちゃあなんですが、【京王高尾線開通50周年】のヘッドマークを付けた高尾山トレイン8713Fが入線して来ました。この50周年ヘッドマーク、高尾線の正月名物「迎光号」のヘッドマークっぽくてなかなか良き。


元々八幡山の駅って通過線が外側についているので、優等をストレートで撮影するのに向いている駅なのですが、各駅停車だと接近し過ぎて撮影しにくい。よってここは後追いで編成写真を仕上げてみます。たぶん坂を降りた先の上北沢でも狙ってる人がいるんじゃないだろうか。運用を見ると新宿で折り返して高尾山口行きの各停に入るようなので、新宿で折り返して来る間に駅前の中華屋で子供と昼メシ。肉野菜炒め定食をつつきながら子供のガッコの話とか。色々と小学生にもあるものだ。


調布でスタンプを集め、特急に乗って高尾山トレインを先行。特急が東府中に停まる事で秋の府中競馬の開幕週だったことを知る。お昼過ぎの時間帯でヘッドマークがきれいに撮れそうな場所はないかなあ…と考えた結果聖蹟桜ヶ丘の進入で。府中から聖蹟までは多摩川を渡る関係で線形が南面しますのでね。相模原線で言うと京王稲田堤的なアウトカーブ。10連ではケツ切れしますが、HMが目的だから、ね。


この高尾山トレイン、黄緑色の車体は高尾山の新緑のイメージなんでしょうが、個人的には京王の旧車であった湘南窓の2000系あたりの黄緑色をなつかしく思い出します。小学校の頃、放課後にはよく稲田堤の多摩川の河川敷に行って野球やって遊んでいたのだけど、調布行きの各停に5000系が、多摩センター行きの各停には2000系が、岩本町行きの快速に新鋭6000系が充当されて、夕日を浴びてダダンダダンと鉄橋を渡っていた…そんな時代でした。
コメント
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