最近若い作家のと言ってもほとんどが若いのだけどその若い作家のミステリーを読むと気になることがありまして傾向というのかな。若い人は饒舌だということだ。つまり盛り込みすぎなんだよね。せっかく面白いストーリーなのに最後のエピローグで全てをダメにするとかそこまで言わなくてもいいんじゃないかとか思ってしまうことが間々あるこれって1980年代生まれの作家の傾向なのかな。それともボキャブラリーの不足からくる説明癖のせいなのだろうか。サービス精神なのだろうか。同世代の人にはこれでもかといわないと受けないんだろうかといろいろ思ってしまう。本の世界でも日本語が崩れた表現しかできないから補足が必要ということだろうか。それともそれとも読む側の想像力の欠如なのかな。一を聞いて十を知るというのが普通だった昔の生き物としては甚だ不可解な思いだ。単純にページ数を増やさないと金にならないからと言われたらそれまでだけどね。そういえば大学の美術研究会というようなサークルが描く絵も号数が大きいのにビックリするもの。畳2枚分とかさ。若さの特権だろうと思うけど小さくてもいいからテーマを練ったものが見たいと年寄りは思うのです。歌もそうです。昨今のカタカナでアーティストと言われる人たちの自作自演の歌は歌詞がやたら長くてくだらないことグタグタとの傾向ですね。永六輔さんなんかあんだけ短い歌詞ですごい広い世界観を演出して見せてくれたのに。蛇足が蛇足と分からい人たちが文化の中心に出現してきたのかなウラジミール。そうなんだウラジミール。安倍ちゃんから蛇足だから仕方がないかこの国は。
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