フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

若い頃の写真

2018-03-03 08:03:34 | Weblog

若い頃の写真が出て来まして。若いと言っても40歳くらいかな。テルちゃんがいてダジーがいてバジルがいてとみんな若い。今でも意識は変わってないんだけど写真を見るとみんな髪が黒い。黒い髪を不思議そうに見ている自分がいた。「若かったんだなぁ」と単純に年を取らない意識って何なんでしょうね。テルちゃんは亡くなって12年か13年経つ。ダジーは消息不明。バジルは普通に白髪頭。オレは普通に禿げ頭。なのに写真を見たら普通にその時に戻っていく意識。テルちゃんが突っ込むダジーが笑うバジルがすべるオレがボケる。仕事仲間と創る第二の青春時代かな。この時は、4人のクルーで山村の役場で一仕事済ませて小川の傍でカレーかなんか作って休憩したんだっけ。記憶はおぼろげだけどところどころ鮮烈に思い出す。笑いがあって適当に金儲けできて楽しい仲間がいて小泉内閣の前の前くらかな。いい時代だったと思うよ。尖閣も津波も原発事故も北の核もトランプも何の問題もなくてね。いつから時代の歯車は変わったんでしょうかね。やっぱり小泉内閣からでしょうかね。小泉の変革で利潤を貪った奴らがのさばってるだけで小泉自体は間違いは改める男だからそこんとこは評価できるんだけど残したものの始末もしてもらいたかったな。とブツブツ言いながらテルちゃんの似顔絵を小さな写真を見ながら描く。描いているとテルちゃんが話しかけてくる「もうちょっと鼻は高いんで」とかなんとか。こうやって時々死んだ人は会いに来るのかな。

コメント
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