フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

し初め

2017-01-02 08:08:02 | Weblog

今日は「し初め」。オレの場合は「描き初め」。我が姉弟の場合は亡くなった姉ケイコフの71回目の誕生日。65歳の誕生日のときバースデーケーキを作ってやったことを思い出します。66歳の時はもう病院でした。脳死状態に近い体を病院のベッドにのせていました。その枕元にケーキを置いてみんなで「ハッピーバースデー」を歌ってやりましたっけ。時の流れは早いもので亡くなってから5年。記憶なんてあっという間におぼろげになっていくもんですね。死んだ人間より生きている者の現実というのでしょうかまぁこれが正常なんでしょう。でも、我が姉弟は、ケイコフの誕生パーティをやるのです。単にケーキが食べたいというだけかもしれませんが生死を問わないのが家風なのです。生きるも死ぬもすべて夢の中なのですから。さて、今年の描き初めは何を描くかと思っていると「何を描くかではなくいかに描くか」がモチーフだと本に書いてあった。なるほどいかに描くかが大事かと考えさせられる言葉でした。その前に箱根駅伝でも見るか今年も支離滅裂に能天気に生きていけそう。あとは、おぼろだ。

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