入社3ヶ月目の女子さんが
オススメのTEAS’TEA
(2011.6.25現在、ちょっとした景品がついている)
彼女に就活アドバイスしてからちょうど1年になります。
社会人3ヶ月の彼女と、先日一緒にお茶しました。
お茶から就活インスパイアでいこう。
◆プロの教師は、何でもこだわる
※※※
チェリスト千本博愛は、敗戦直後のレッスンでのことを回想した。
「紅茶の味や淹れ方にもうるさくて。先生にはチェロだけでなく、食べ物のこともそうとう教えていただきましたよ」
・・・
私と向かいあった渋沢敦子は紅茶のカップを手にした。
「わたくしはずっとダージリンで、朝は大きなカップで何杯も飲んでしまうんですのよ。小さいころから、お茶といったらうちではイギリス風。それで紅茶」
「当時は紅茶といったらリプトンのダージリンしかなくて。濃く淹れさせてミルクティーにしておりましたわね」
※※※
中丸美絵「喜遊曲、鳴りやまずー斎藤秀雄の生涯ー」新潮文庫から
多くの指揮者・音楽家を育てた斎藤秀雄は
紅茶をはじめ
食べ物のことも教えていたエピソードです。
tarebon就活ポインターの情報発信では
「斉藤秀雄のダージリンへのこだわりの淹れ方」
のようなニュアンスも伝えていきたいと思うんだ。
就活はテクニカルな内定がゴールではなくて
その先の仕事の働き方からはじまる+αの多様な生き方に
興味・関心をどれだけ意識できるかという事が
いちばん大切だろうと考えてます。
ということで
今度は紅茶からコーヒーにいこう。
◆コーヒーと紅茶を巡るキャリアステップ
※※
世紀半ば、ロンドンの街角に最初のコーヒーハウスが誕生した。
そこは世界を股にかける商人たちの格好の溜まり場となった。
もともと船乗りや旅行者を相手にコーヒーハウスを営んでいたエドワード・ロイドは、イギリスの主な港に通信員を派遣し、入港した船舶の積荷情報を『ロイズ・リスト』という新聞に掲載した。
この正確なリストは大反響を呼び、ここから世界最大の損害保険会社ロイズが誕生した。
※※
講談社『週刊世界遺産No6イギリス』2000年から
tarebon注)
正確にはロイズは個人の保険業者のあつまりであって保険会社ではありません。
(Corporation of Lloyd's)
就活中の水分補給で
アイスティーやアイスコーヒーを飲むときに
こういう話を思い出してみても面白いよ。
紅茶が好きな人には
紅茶の『淹れ方のこだわり』を大切にするような
一途なスペシャリストのキャリアもいいかもね。
コーヒーが好きな人には
コーヒーハウスの情報ホットスポットが発達したように
常に多様な情報を追い求めるゼネラリストのキャリアもいいかもね。
コーヒーと紅茶の両方の嗜好を使い分け
就活生も社会人も、この暑い夏を乗り切ろう。
じゃあまた。