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転職における羅森(ローソン)の法則◆中国式おでん成功例◆

2010-09-23 21:27:52 | 日記
こんばんは

祝日のブログ更新は私の好きなローソン
『羅森の法則』ということでいきます。
どうぞお気軽にお読みください


秋分の日、秋の味覚ということで
まずは『おでん』に登場してもらいます。



◆中国のローソン(羅森)の、おでん


※※

ローソンの中国進出は1996年だ。
そして万象羅森(万物がそろっているローソン)というように評価されている。

ローソンは、おでんの中国バージョンを考え出した。
(日本のおでんの具ではなく、肉類の練り物を中心に食材を串刺しにするスタイル)

中国では、露天で焼いた肉類などの串刺しを売っていて、それを歩きながら食べる習慣があることに目をつけたのだ。

これが大ヒットした。いまではローソンのおでんは、すっかり中国人の心を把握している。

※※
(孔健『中国流不敗の交渉術』 成美文庫 2004年より)



羅森(ローソン)の目のつけどころは、
おでんを中国風にアレンジした工夫にあります。


もう一つの工夫は何かといえば

『おでんの文化』を中国に広めたところにあります。



◆自分で自由に選べる魅力こそ


再び 孔健さん(有名な孔子の75代 直系子孫
の本からピックアップしますね。


※※

では、なぜ、おでんは露天の串刺し店に勝ったのか?


おでんは鍋の中から種を自由に選べる。


中国の庶民も、自分で選んで買うという、より豊かな消費スタイルを求め始めているのだ。おでん人気はいうならば、豊かな消費への門口なのだ。

※※


おでんの具は自分で自由に選べる

日本では『あたりまえの感覚』であることが中国では『新しい感覚』であったようです。


◆転職経験者における『中国式おでん』の可能性


ここから考えていきましょう。

中国と日本は『文化が異なる2つの国』ですよね。


『中国式おでん』がヒットした背景には

・食文化の違いをマーケットリサーチし、違和感のない工夫をする。
・新しい価値(自分で具を選ぶスタイル)を含ませる。

という創造性な作業が必要でした。



このことは私が昨日のブログで書いた

『二つの文化(企業・会社)を知ることの体験=転職』

に見事に通じると思うのです


中国風にアレンジしてヒットした羅森(ローソン)の『おでん』
の考え方とは


転職で『二つの会社の企業文化の違い』を理解した人なら

その二つの異文化の経験から
『中国風おでん』のような新しいアイデアを豊富に生み出せる可能性がある。

ということもいえるだろうと思ってます。



転職というのはただ仕事・会社が変わって経歴がブラッシュアップする
というだけではなく、もう一つ別の価値があるものだと思っています。


◆これを名づけて『転職経験は羅森の法則』


私はキャリアや人生で
いろんな法則を発見することがあります。
今回は

『中国式おでんの法則
・・では少々ピンとこないので

今日のブログの内容は

『羅森(ローソン)の法則』
と呼ぼうと思います。



転職経歴のある人は自分の経歴に自信を持って

『異なる2つの文化から新しいものを作り出していきましょう!』



ではまた