http://kingmovies.jp/special/review/2016/07/20/10246
昨年3月に公開された土井敏邦監督『福島は語る』のオリジナル5時間20分の完全版特別上映が、始まっているそうです。
作品公式サイト:
<http://www.doi-toshikuni.net/j/fukushima/> http://www.doi-toshikuni.net/j/fukushima/
100名近くの証言者の中から選び抜いた現在進行形の”福島の声”を4年かけて映像化した作品。
2019年度文化庁映画賞文化映画記録映画優秀賞受賞を受賞。
完全版は、27人におよぶ証言をを記録したオリジナル5時間20分。
完全版は、2020年2月29日の第9回江古田映画祭での上映を皮切りに、渋谷や横浜、福島など全国7か所で上映予定です
また昨年の劇場公開版も、4か所で上映予定です。
<完全版(5時間20分版):上映予定>
佐賀・シアターシエマ 3月7日(土)
渋谷ユーロスペース★ 3月10日(火)~11日(水)
横浜シネマ・ジャック&ベティ★ 3月13日(金)
大阪・シアタ―セブン★ 3月20日(金祝)~3月21日(土)
広島・横川シネマ★ 3月31日(火)~4月1日(水)
フォーラム福島 5月17日(日)
<劇場公開版(2時間50分版):上映予定>
長野松竹相生座・ロキシー1・2★ 3月7日(土)~3月20日(金祝)
札幌・シアターキノ 3月13日(金) ☆アンコール上映
福井・メトロ劇場 3月14日(土)~3月20日(金祝)
大倉山ドキュメンタリー映画祭★ 3月28日(土)
★は監督などによるアフタートークあり
<自主上映の予定も多数あり>
<土井敏邦監督プロフィール>公式HPより
1953年佐賀県生まれ。ジャーナリスト。
1985年以来、パレスチナをはじめ各地を取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、パレスチナやアジアに関するドキュメンタリーを制作、テレビ各局で放映される。2005年に『ファルージャ 2004年4月』、2009年には『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』全4部作を完成、その第4部『沈黙を破る』は劇場公開され、2009年度キネマ旬報ベスト・テンの文化映画部門で第1位、石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。次作となった『“私”を生きる』(2010年)は、2012年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門で第2位。
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ユーロスペースのHPより、作品紹介を転載させていただきます。
いまを生きるすべての人たちへ。分断された私たちが綴り続ける27のメッセージ
オリジナル5時間20分 完全版 特別上映!
東日本大震災から8年になる。2020年の東京オリンピックを前に日本中が浮き足立つなか、フクシマは「終わったこと」として忘れ去られようとしている。しかし、原発事故による放射能汚染で故郷や住処を追われ、生業を失い、家族離散を強いられ、将来への希望を奪われた十数万人の被災者たちの傷は癒えることなく、膿み、疼き続けている。その被災者たちが心底に鬱積した深い思いを吐露した。100人を超える証言者の中から選び抜いた27の”福島の声”を、いま日本に住むすべての人に届ける。
【第一部】 (2時間10分)
第一章 避難 (44分)
第二章 仮設住宅 (26分)
第三章 悲憤 (25分)
第四章 農業 (35分)
【第二部】 (1時間25分)
第五章 学校 (45分)
第六章 原発労働者 (24分)
第七章 汚染 (16分)
【第三部】 (1時間45分)
第八章 二つの原発事故 (15分)
第九章 構造と抵抗 (34分)
第十章 喪失 (41分)
最終章 故郷 (15分)
ユーロスペースのHPはこちらです。↓
http://eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000422