三重県芦浜原発計画を阻止した闘いを描いたドキュメンタリー映画「原発夫婦」の長編版が、9月19日に三重県伊勢市で初上映されるそうです。
公式HPはこちらです。以下公式HPから転載させていただきました。
作品紹介
◆ドキュメンタリー映画『原発夫婦』◆ 〜芦浜原発計画と闘った37年間のこと、あれからのこと、これからのこと〜 【作品】 1963年(昭和38年)三重県の南に位置する南伊勢町と大紀町にまたがる芦浜に突如、原発建設計画が持ち上がる。1963年〜2000年までの37年間にもおよぶ苦闘の末、芦浜原発計画は白紙撤回となった。この作品は、その長く辛い闘争を生き抜いた漁師夫婦の記録である。 元々は原発反対の牙城だった漁協が推進派に乗っ取られて行く中、反対を貫き最後の砦となった小倉夫妻。夫 正巳と妻 紀子のインタビューを中心に、闘争時のこと、地域の仲間、そして3.11を経て出会った次世代の母親たちとの交流を描く。芦浜原発計画白紙撤回から20年を迎えようとしている今、同志夫婦は何を思い、これから先をどうして行くのか… 得体の知れない大きな力に揺り動かされた町、夫婦の想いとは… 【出演 】小倉正巳・小倉紀子柴原洋一/大石琢照/大野裕子/中村和人/野村五輪夫荒木章代/加藤茜/河野みずほ/福田ゆふな/カミシバラーミキナカムラ *長編版(80分予定)短編版(30分予定) 【監督】 内谷正文(Masabumi Uchiya)文学座演劇研究所、伊藤正次演劇研究所にて演劇を学ぶ。 舞台、映像の仕事をする傍ら、2005年より自身の薬物依存症体験をもとに一人体験劇「ADDICTION今日一日を生きる君」を作り、学校の薬物乱用防止教室を中心に全国で公演を重ねている。 2017年には薬物依存症の体験を元に、映画「まっ白の闇」の原作・脚本・監督を担当し、第9回日本芸術センター映像グランプリ受賞。2018年、劇場公開。現在『まっ白の闇』は全国各地で上映会が行われている。今作は、長編映画監督2作目。