広島の原爆のことを描いた映画。今劇場公開中です。
日本では、長い間原爆のことは伝えられたけれど、原発のことは伝えられないというひどい偏りがあったと思っているので、集中して原発の映画だけをとりあげてきていますが、反核という立場で、原爆も原発も共に伝えていくというふうにこれからはなっていく必要があると思っています。
そういう意味を込めてこちらに書いておきます。、<観る機会があったら、詳しく書きます>
広島の原爆のことを描いた映画。今劇場公開中です。
日本では、長い間原爆のことは伝えられたけれど、原発のことは伝えられないというひどい偏りがあったと思っているので、集中して原発の映画だけをとりあげてきていますが、反核という立場で、原爆も原発も共に伝えていくというふうにこれからはなっていく必要があると思っています。
そういう意味を込めてこちらに書いておきます。、<観る機会があったら、詳しく書きます>
架空の町ポッポーを舞台に、東日本大震災から1年をへた人々が生きる姿を描く群像劇。
監督鈴木卓爾
2012年 日本 83分
シネマインパクト作品
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「シネマインパクト」とは知る人ぞ知る状態なのだと思いますが、私は初耳でした。
映画作りのワークショップでありながら、ワークショップを超えたもの。
2012年できあがった映画は、短編中心で(最長が83分とのこと)、シネマインパクト作品ということでの公開もされています。
「これは映画の暴動だ」というキャッチフレーズがその雰囲気を伝えてくれます。
シネマインパクトのHPです。夏の終わりから秋にかけて、各地でのシネマインパクトの上映もされているそうです。
新潟シネウインドでは8月17日から23日まで14作品現在上映中。チラシです。
大阪シネヌーヴォでは、8月24日から30日まで14作品上映されるそうです。
東京の「オーデイトリウム渋谷」では、8月31日から9月13日まで13作品を上映されるそうです。こちら
※原発事故・放射能にかかわる映画も少なくなく、2012年シネマインパクト作品の中では、「ポッポー町の人々」のほかに、「この森を通り抜ければ」と「211」と「海辺の町で」が、該当するようです。4作品の紹介文をのせておきます。(観ることができたら、詳しく書くことにします)
「ポッポー町の人々」 監督:鈴木卓爾 2012年/83分
◎撮影:鎌刈洋一 ◎録音:島津未来介 ◎編集:早野亮
大地震の発生から1年後、ポッポー町の人々を通して、鈴木卓爾監督が新たなフィクションの在り方を問う野心作!
「この森を通り抜ければ」 監督:瀬々敬久 2012年/50分
◎撮影:鍋島淳裕 ◎録音:島津未来介 ◎編集:早野亮 ◎音楽:川瀬陽太
目に見えない放射能に怯え戸惑いながら生き方を探る人々。瀬々敬久監督が描く原発事故後の日本!
「 2.11」 監督:大森立嗣 2012年/29分
◎撮影:深谷敦彦 ◎録音:島津未来介 ◎編集:早野亮
占拠されたビルの中、集団は狂気と破壊と祝祭へと向かう。従来の力強さに自由なタッチが導入された大森立嗣監督の新世界!
「海辺の町で」 監督:廣木隆一 2013年/64分
◎脚本:廣木隆一 ◎撮影:鍋島 淳裕 ◎録音:ジョイス あゆみ キャスリーン ◎編集:和田 剛 ◎音楽:三島ゆう助
福島出身の廣木隆一監督が、同じく福島出身の撮影:鍋島淳裕と共に 福島ロケを敢行。様々な人々が交差する海辺の町を舞台に綴られた映像詩。この新鮮な映画力、必見!
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2013年は長編映画制作をめざしてのワークショップが行われているそうです。HPです。
カウンセリングの光と闇
と言いかえてもいいかもしれません。
最近カウンセリングが花盛りです。
悩んでいる人を救おうということでもあるので、もちろん悪いことというつもりはないのですが、もろ手をあげて喜べない感じもつきまといます。
カウンセリングというものをここまで日本に根付かせた人は、河合隼雄さんという心理学者です。
ユング心理学を学び、自身もユング心理学の資格を取って、その後日本人の心の在り方を研究し、カウンセリングを行いながら著書も多数ある方です。
この人の本を読むと、ユング心理学の伝統のあるヨーロッパでは、カウンセラーというものは半端ではない専門性が求められることがわかります。
自分自身がカウンセリングを受けて、一回自分自身をみつめなおしてからでなくては、カウンセラーになることはできない。。。そのきびしさははんぱではないものがあるそうです。
そのくらい人の心を取りあつかう専門家には医者と同じくらいの高いレベル(専門性と倫理性)が求められるということです。
日本の今は、簡単に「カウンセラー」になれてしまうこわさを感じます。
カウンセラーは、ある意味簡単にその人の個人情報を把握することができます。その個人情報が確実に守られるルールも必要と感じます。
ジャーナリストの鎌田慧さんが二月からブログを始めておられたそうです。こちら
鎌田さんこそは本物のジャーナリストの一人と思います。
みかけだけの明るくよそおった記事がますます増える中で、時代の本質を見抜く目を決してくもらせていない鎌田慧さん
暗すぎる現実を、暗いままに伝えることのできる人がいることこそが希望です。
といってさしつかえないのではないかと思います。
愛知・大阪に続いて、東京もアップリングでの公開が決まり、コロナさんが全国での上映を決め、京都・新潟でも決まったところのようです。
9/14日(土)~ 豊川コロナシネマワールド(愛知)
9/21日(土)~ 半田コロナシネマワールド(愛知)
シアターセブン(大阪 )
9/28日(土)~ アップリンク (東京)
中川コロナシネマワールド(愛知)
10/12日(土)~ 福井コロナシネマワールド(福井)
大垣コロナシネマワールド(岐阜)
10/19日(土)~ 金沢コロナシネマワールド(石川)
11/2日(土)~ 青森コロナシネマワールド(青森)
11/16日(土)~ 小倉コロナシネマワールド(福岡)
今 秋 みなみ会館(京都)
未定 シネウインド(新潟)
☆コロナシネマワールドという映画館がこんなに各地にできていたとは!ちょっと驚いていますが、ともあれよかったです。