goo blog サービス終了のお知らせ 

「原発と映画」プロジェクト準備ブログ

原発に関する映画の紹介をメインに2011年から書いているブログです。

子どもの症状

2012-04-14 06:53:11 | 放射能による症状の話

木下黄太さんの最新のブログでは、こどもの目の症状の話がでています。コチラ

はじめての人が読むと、驚くようなことが書いてあると思いますが、私はこの人のいうとおりだろうと思ってます。

チェルノブイリでも、突然多くのこどもが目に異常がおき、黒板の字が読めなくなり、その村は避難地域になったという話があります。(ベラルーシは、こどものいのちと経済効率をてんびんにかけるような国ではなかったからですが)

 

追記

症状は統計的に集めてこそ、力になるということで、よびかけてくれているところがいくつかありますが、「みんなのカルテ」が一番広く知られているように思います。久しぶりに見たら、ずいぶん集まっていました。コチラ

「医療関係者へのお願い」という項目もありますね。これをみて、一人でも多くの医療関係者が動き出してくれることを願っています。

が、先日もある大学病院にいったら、ていねいに「放射能についての相談・診療はしていません」という張り紙が入口のところに張ってありました。きっと問い合わせが多いのだろうと思いました。

ちょうど公害病の認定患者さんの健康診断をやっている日でした。手帳をもっていて、健診を受けて、対応のノウハウも蓄積されている。。。こういう形ができるまでの被害者の方たちの大変な闘いがあったことに思いをはせました。

追記②

また木下さんのブログに子どもの症状についての重要な話が載っていました。

今度は8才の男の子の話です。千葉のホットスポットから12月に東京西部に引っ越しをしたその子が今頃語った言葉がいくつか載っています。コチラですが、少し抜粋して紹介させていただきます。

・引っ越すまで、血の味がしていた。外で遊ぶ時、血の味がするところとそうじゃないところがあった。引っ越してきてから血の味することはなくなった。

・もしかしたら、線量の高い食べ物を食べた時、感じる事があった。
体中がいきなり、ザンって寒くなる。飲み込んだ後、足のくるぶしの骨が痛くなる。捻挫とは違うけど、似た感じ。
そのあと、下痢になってた。
 
男の子というのは(全員というわけではないですが)、語らないものなので、うちの子も何け月もたってから大事なことをポツリと語ったりすることがあるので、私としては真実味をすごく感じました。きっとまだ知られていないことがこんな形でもっと出てくるのではと思いました。この方は食べ物には気をつけていたと思うのですが、そこまで線量の高い食べ物を子どもが口にする機会があったということが、ショッキングだと思います。お母さんは「給食は危ないかもしれません」と書いてますが、もう一回あらたな目での給食についてチェックが必要と感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人の症状と子どもの症状

2012-04-13 23:20:54 | 放射能による症状の話

ぬまゆのブログ」を書いてくれている南相馬の沼内さんは本当にすごい人だとますます思っています。

相当大変な症状があるようですが、宮城県の温泉にいったらその時はずいぶん症状が軽快したとのことをよみ、喜んだり、私たちにとって指針となる話だと思って読んでいます。ありのままのたくさんの話が真実を明らかにしていくのだろうと感じます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ぬまゆさんを見習って、東京の症状の話も少しずつは書いておくと、いつか誰かの何かの役に立つかもしれないとも思い、少し書いておきます。

子どもの放射能感受性が大人より高いこと(多分10倍くらい)は、繰り返し書いていますが、実際問題として子どもの症状が先にでるとは限らないようです。

ちなみにうちでは、こどもより私の方がどうみても重症感があります。

こんなとき「なぜだろう?」と思うのが私の習慣ですが、大体三つくらい考えつきます。

 ①3月21日 こどもは東京にいなかったけれど、私は東京で歩き回っていた。

 ②私はCTを複数回受けているが子どもはそんなことはない。

 ③子どもの食べるものだけはと気を使ってきたが、自分はついおろそかにしていた。

子どもだけはある程度守ってこれたかと思うと、ホッとする気持ちもありますが、いくら子どもが元気でも親が倒れてしまうと大変なことになるし、汚染のない地に移れれば回復するとわかっていても、一定度以上体力が落ちてしまうと、引っ越しという大変な作業にとりかかれなくなってしまうので、どうしたものかと思っています。父方の親族には、子どもが具合が悪いなら、避難を応援してもらえますが、私が具合が悪いというだけでは応援してもらうことはむずかしいのも悩ましい点です。

症状は、次第に頭が回らなくなる感じと、体の中から焼けるような感じ(ちょっとオーバーですが表現としてはこれが一番適切です)と、ひたすらだるく横になっている時間が長くなっていくことです。こうした症状がすべて汚染のない土地に一週間行けば見事になくなるのに、もどってきたとたんにぶりかえしてひどくなります。症状としては春からあったのですが、夏にレベルアップし、二月頃またレベルアップし、今回またレベルアップしている感じです。入学式にずっと座っているのもちょっとつらいくらいでした。

※うちは清掃工場の煙突が見える範囲なので、その影響もあるのかもしれません。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放射能による症状

2012-04-01 10:17:37 | 放射能による症状の話

このブログは、原発の映画の情報を求めてみてくれている人が多いのだということをアクセス数からもひしひしと感じています。

原発の映画の上映が盛んに各地で行われるようになることこそが私の願いで、そのためにこれを書き続けているので、とてもうれしいのですが、それ以外のテーマが続くとちょっと申し訳ない気もしますが、続けます。

何かの症状が放射能由来かどうかは何によって判断することができるでしょうか

  ◇前になかった症状がある

  ◇保養に出れば症状が消え、戻れば再発する

  ◇チェルノブイリの低線量地域などにもあったとされる

  ◇現在福島原発事故後どういう症状が多いかの疫学的研究による   とはいっても、実際にはそれはできていないので、周囲に似たような症状の人がいるといったところでしょうか

以上のようなことから予想をつけてみていくしかないのですが。。。

甲状腺の疾患とか白血病とか心筋梗塞の増加とか。。。明らかな病気は何年という時間がたってから顕在化してくるのだと思いますが。

鼻血とかのどの痛みとか、長引く咳とか、目の異常とか、抜け毛が増えるとか疲れやすさとか体重が増えない身長がのびないとか免疫力の低下とか感染症にかかりやすいとか、頭痛・腹痛・便通の異常とか、かなり短期的な症状として、わりに語られていると思いますが。

もう少し重症感のある話として、小さい子のつめの異常の話もあるし、あちこち痛むという話もあります。

あまり語られていないのですが、放射能が脳に与える影響というものを軽視できないと感じています。これは頭痛とは違うもので、「頭が回らなくなる感じ」というのが一番近いでしょうか。

◆チェルノブイリ周辺では、子供の集中力が続かなくて、学校の授業が通常の半分の時間で行われていたと聞いたことがあります。(チェルノブイリへのかけはしのお話会にて)

◆長瀧教授の講演を聞いたことがあります。甲状腺がんの話が中心だったのですが、各種統計を示したときに、「精神の病気が増えている」という指摘もされていました。(チェルノブイリへのかけはしのお話会においても、アルコール中毒と自殺が多くなっていったという話はお聞きしました。大変な社会的な要因があるわけなので、きっとそのためといわれることが多いのですが、果たしてそのためだけなのかとも思います。)

※そういう目で研究する人があらわれてくれればと願ってここに書いておきます。

※こういう症状の話は、東京で子育てしながら放射能に注意している人の中では普通に情報としてあるのですが、政治に声が届いてないのを残念に思います。放射能は年齢と性別による感受性がまったく違うといわれているので、政治家には中高年男性が圧倒的に多いからかと思ったり、放射能の影響について研究しようとする医療関係者が圧倒的に少ないからかと思ったり、あるいはやはり意図的におさえられているのかと思ったりします。

※症状の出方は、個人差がすごく多いのも事実で、いずれ時間がたてば、個人差がなぜあらわれるのかも、明らかになる日もくるかとは思いますが。。。今は予想を立てていくしかない時期です。たとえば化学物質過敏症のように(アレルギーも同じですが)飽和状態に達すると症状がでるということはあるかもしれません。例えばCTによる被曝量の多さはよく語られますが、CTなどによる被曝量がすでに多く受けている人のほうが、発症しやすいということがあるかもしれません。 

※関東から避難する人もそれなりにいるわけですが、何らかの症状があるからということが多いです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする