薩摩芋郎 STORY

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SHOCHU IS MY LIFE

プレミア焼酎論<焼酎を愛するプランナーとしての客観分析と提言>

2005-07-25 | Weblog
[現状把握/問題提起]
■庶民の酒「焼酎」がプレミア焼酎の名の下、不当価格で堂々と販売されている。
・俗に言うプレミア焼酎の小売価格は1升2,000~2,500円前後であるにも関わらず
Webの酒屋や一部の酒販店では約10倍20,000~35,000円前後で販売している現状。

[背景/主要因分析]
○要因1/一部酒販店のモラル低下(ポリシーがない)、プライドの欠如。
<命の水、酒を販売するという誇り高き商いなのに儲けを優先し誇りを捨てている。
 ほとんどの真っ当な酒販店は腹立たしくこの事態を憂いている。>
○要因2/ブローカーの介在=不当に仕入れ不当に卸すブローカーの暗躍
<プレミア焼酎を売りにする一部酒屋や居酒屋がブローカーから高く仕入れるので
 高く売らなければならないという、悪循環構造に陥っている。>
○要因3/消費者の誤解=プレミア焼酎が異常に旨いイメージが浸透している。
<いい焼酎ではあるが2,000~2,500円前後の他の焼酎と比較し明確な差異はない。
(数種類の焼酎のラベルを隠しブラインドテイスティングすればよくわかります)
 逆に故意に出荷制限しているのでは、などの誤解が生じ蔵元も迷惑している。
 どの蔵元も焼酎を愛し手間ひまかけて真面目に一生懸命に造っています。>
○要因4/ポータルサイト(管理者)が詐欺まがいの酒屋の出店を許可している。
(明らかな不当価格販売であり有害サイト並みの出店であるにもかかわらず何の規制も
 処分もせず放置している。)

[提言/問題解決に向けて]
*提言1/焼酎をブームで終わらせるのではなく、末永く安心して呑み続けるために
     ブローカーやWebでプレミア価格で販売している酒販店から購入せず、
     同時に、プレミア価格で販売している酒販店の不買運動を地道に展開する。
*提言2/ポータルサイト(管理者サイド)はプレミア価格で販売している酒販店を
     有害サイトに指定し、正価販売しなければ排除するなど強い姿勢にでる。
*提言3/1、2が無理なら条例でプレミア焼酎販売に「寄付制度」を導入し、正価
     と販売価格に生じる不当利益を強制的に徴収、すべて福祉施設や世界中の
     戦争や飢餓、難病などで苦しむ子供達への援助金として寄付する。

[結論]
●一般のお酒屋さんで1升瓶1,500~2,500円前後が焼酎の通常価格です。
(一部原酒とか季節限定焼酎は別)十分旨いです。プレミア価格で販売していない
 真っ当なお酒屋さんで購入し、何本か呑み比べた後、自分に合った焼酎を見つけ
 自分の好きな呑み方で、愉しく酔っぱらってストレス発散しましょうネ。

*ガンジスの川沿いの火葬場でお供え物の残飯を必死に探すストリートチルドレン