マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

諸行無常

2019-05-22 07:47:56 | 日記


私には近くで育ったいとこがいて、小さな頃から兄弟として喧嘩したり遊んだりしていたし、最近も変わらずに行き来していた。

上の兄貴は数年前に二度、脳梗塞を患い今はヨタヨタしているし、上の姉は心臓が二度止まって電気ショックで生き返っている。

しかし、私と同い年のいとこは腹筋も割れているぐらいで元気であり、まだ子供も小さいので好きなアルコールも控えて健康な生活をしてた。

数日前に合ったとき良い店を見つけたから飲みに行こうや、近いうちに魚の干物を買ってくるわ、と珍しく言っていた。

その魚の干物が届いたので、朝一番でお礼のメールを送っておいたが、その頃には病院で死亡が確認されていた時間であった。

悲報を聞いても信じられず、上の兄と名前を間違っているのだと思い何度も聞き直した。しかし名前は変わらない。

干物を買ったとき同時に鯨の刺身を買って食べたら、二時間ぐらいで気持ち悪く心臓も痛くなったので鯨に当たったと思ったらしい。

寝てたら治ると考えて、寝たらしいが朝冷たくなっていた。 心筋梗塞の診断であるがそんなに簡単に人は死ぬのだろうか。

冷たくなって固くなって、人間では無くなってしまった。 今でも理解出来ない。 一番元気で病気も無かった人間が死ぬ。

友引が入っていたのでバタバタと葬式をしたが、時間がたってくると段々寂しくなってきてくる。 これが人生か。

いとこでもこんなに寂しいのに、夫や妻、子供が死んだ人はどんなに悲しいか。 世の中の無常を感じる。

今後は本格的にエンディングノートを書かなくてはならない年になったと思っている。

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