根尾川の年券を持っているがまだ鮎は釣っていない。毎年八月からボチボチと釣れるし鮎はバカみたいに大きいので年券を持っている。
今年の解禁日は私の周りでこの川で鮎を釣った人はいない。昔のこの川は休みの日は釣る場所が無いくらいに釣り人で一杯だった。
オトリ屋も何件もあって何人もの人がオトリを売っていても儲かったようだが、今はオトリ専門の所は全部潰れてしまった。
解禁日も釣り人がいない川だが、漁協の組合便りに釣れているとの記入があったので暇なので、竿を積んで見にいくことにした。
初めてのオトリ屋に行くと、タンクトップの若いのか年なのか分からない人が胸をあらわにオトリを網ですくってくれる。
白い谷間が眩しい。 聞かないのに今日の水温や昨日の釣果など話してくれる。オトリを買いに来る人は必ず聞くからなのか。
川は50センチほどの増水をしているので初めから重りを付けて流すことにする。 流芯に入った途端掛かった。
下流に下がり引き抜く。22センチの良い鮎だが頭に掛かってしまったので、まだオトリが元気なので変えずに流すとすぐ掛かる。
釣り始めてまだ1分程しか立っていないので、今日は爆釣になると思ったがそれで終わりで一時間ほど流してもまったく釣れない。
場所変えしながらの釣りになったが、鮎の型は良いが数が釣れない。 鮎の数が少ないので型が良いのだろうと思う。
家からこの川は近いのでボチボチ釣れるのて時間つぶしを、今年は出来そうである。