昨年の宮川の鮎釣り大会で今年の鮎釣りの年券をもらったので、今年の宮川の解禁日には行くことにした。
この川は毎年決まった日にちに解禁をしていたが、今年から土曜日に解禁をすることになったらしい。
川に着いてオトリ缶を沈めて車の中で寝られるように準備してから、ピールを飲んで時間をつぶしていた。
隣かこちらで飲みませんかとお誘いがかかる。 釣り人なので同じ話題で話しが弾む。みんな釣りが好きなのだ。
朝、暗い間に川に入って少し明るくなったらオトリを付けて流す。夜に雨が降ったので水温がとても低いのが気になる。
すぐに女房が周りで一番最初に竿を曲げた。結構な型らしく中々取り込みが出来ないようである。しかしこちらは釣れない。
周りも釣れないのに、女房は3匹をパタパタと釣る。こちらもやっと掛かったが取り込むと小さくてオトリにならない。
こりゃ、また女房に負けるかと思っていると、やっとポチポチと掛かり出す。鮎の型は良いが解禁にしては寒いのか掛かりが悪い。
昼頃になるとポチポチと移動する釣り人がいて、その中の女の人は全員私に手を振ったり声を掛けてくれてりしてくれる。
周りの釣り人は何でやとの顔で見るが、女の人は全員顔見知りであり、男の人は半数以上この人たちに鮎の数釣りでは負けると思う。
車に戻ると隣の人が奥さんに負けただろうと言うが、負けてないと言うとへーと言う顔をする。彼たちは全員数で女房に負けたらしい。
昼になっても川の水温は冷たくて寒いのて帰ることにした。友達に電話して帰る時間に合わせて炭を熾してもらい塩焼きにすることにした。
この解禁は場所ムラがあったが今後は良い鮎が釣れると思うが、しかし宮川は遠いなぁ。