我が家は25年前に建てた。隣の家まで五〇〇メートル以上離れている山の中の一軒家である、狩猟はその間の林の中で罠を掛けて獲物を獲る。
夜中にどんな大きな音を出しても隣の家には届かないので迷惑は掛けないが、反対に何かがあって助けを呼んでも全く聞こえない。
でもインフラに付いてはこんな所でも昔からバッチリである、下水管は通っているしケーブルテレビや光通信も通っているので全く不十は無い。
家を建てた最初のころはこんな山の中に建てなくて良いのにと皆から言われたが、友達が遊びに来て水洗便所やテレビが全チャンネル映るのを見て何でやとビックリしていた。
今なら当たり前だが25年前の田舎の山の中でこんなことはあり得ないことであって友達も想像していたことと全く違うと言っていたがどんな想像をしていたのやら。
ちなみに女房の実家で携帯電話が使えるようになったのは一昨年のことである、しかも繫がるのはDOCOMOだけ。
しかし我が家には新聞が来ない、何度か新聞社に電話をしたが大至急手続きをしますと返事は良いが販売店が嫌がって配達してくれない。
理由は一軒家だから配達に時間が掛かるので配達員に行けと言うとそれなら仕事を止めますと言われるとのことである。
ちなみに女房の実家には新聞が来ている。