マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

彼岸花が咲き出した

2019-09-25 15:31:45 | 日記


田んぼの畦などに今年も少し遅れ気味だったが、真っ赤な彼岸花が咲き出して秋本番にに突入して行く季節となった。

この花が咲き出すと我が家の栗もはぜて落ちてきたり、アケビも色づくしキノコも山に入れば見つけることが出来る。

キノコはこれからは山に行けば見ることが出来るが、ほとんどのキノコは当たると困るので私は食べる勇気はまだない。

鮎の友釣りも竿が折れてから行っていないが、今週中に竿納めに行こうかとは思っているが何だか行く気があまりしない。

岐阜県では豚コレラの影響で今年は県全体狩猟禁止となってしまったが、個体調整と言うことで猟友会員には許可を出すと言う。

これは猟友会員の年会費を取るためで、この会費が無いと事務員の給与を支払うことが出来ないので苦肉の策であるらしい。

しかし、個体調整はイノシシだけであると言っているので、鹿が掛かったらどうするのだと聞いたら以前県は逃がしてくれと言った。

この時はイノシシのワクチンを撒いたあとに、イノシシを捕獲して欲しいとの依頼であったが鹿が獲れたら逃がせと言っていたのだ。

私は県の担当者に分かった、鹿が掛かったら連絡するからあなたが来て鹿を逃がしてやってくれと言ってやったら、黙ってしまった。

くくり罠に掛かった鹿を逃がせと簡単に言うが、子鹿ならまだしも三の又のオス鹿などは簡単には近寄れないので逃がすのは大変である。

その時は狩猟期間で無いので獲れた鹿は有害捕獲として処理することにしたが、今回はどうするのかと聞くとまだ決まっていないらしい。

イノシシや鹿を相手にしない猟師は金だけ取られるだけである。カモやキジなどは今年は撃てないから何のために金を払うのか分からない。

まあ、私はこの許可が無いと有害捕獲の仕事が出来ないから金を出すのはしょうがないけど。

明日はその個体調整の講習会なので出ないと許可がもらえないので行くことにする。   面倒だなぁ。。。。。


間一髪

2019-09-19 10:28:54 | 日記


やっと朝晩が涼しくなってきたが、まだ日中は暑さがひどくて九月の中とは思えないが、有害捕獲については獲物が獲れだした。

獲物は暑いと山の上に涼みに行っていてに降りてこなかったが、涼しくなったのか山から下りてきだしたのだと思われる。

捕獲隊員からの応援要請も多くなってきて、昨日は3カ所の応援にかり出された。  2カ所は鹿だったが1匹はイノシシである。

鹿の止め刺しは鉄砲に一発しか弾を込めないが、イノシシは弾に強いし何かがあったら困るので弾倉には三発を入れて対応する。

掛かったイノシシを見ると100キロ位の大きさでこちらを威嚇している。鉄砲を向けるとこちらを向いて顔と肩しか見えない。

撃てば逃げて横を向くだろうと頭を狙って引き金を引くが弾が当たってもビックともしない。二発を頭や肩に撃つが駄目である。

イノシシは弾に強いのでこんなこともたまにはあるわと思って車に弾を取りに帰る。また三発撃つが倒れない。。。何でや。

イノシシがうまく横を向かないので、あばら三枚と言う急所である場所を撃てないので致命傷にならないのだろう。  あせる。。。

今度こそと思って、弾を三発込めて場所を変えて近づいて木の陰から撃つ。 あばら三枚を撃てたが倒れないしこちらに向かってくる。

ワイヤーが切れたのだ。私は5メートル位しか離れてないが木の陰にいるし、弾が二発残っているのでどうにかなるだろうと一瞬考えた。

しかし、すぐ近くには丸腰の隊員がいるし、このまま下へ逃げていけば町の中に逃げて大変なことになるな。。。とも短い時間に考えた。

やばいなぁ、、、と思った途端に私の前でイノシシが倒れた。 間一髪で助かった。  何かあったら新聞沙汰であっただろうなぁ。

このイノシシは最後の力を振り絞ってワイヤーを切って私に向かってきたのだろう。見ると弾は当たっているが致命傷とならない場所である。

熊が怖いと言うが、これだけ大きなイノシシは熊より絶対怖いと思う。  でも助かった。 後から色々考えると本当の怖さが出てきた。








台風 十五号

2019-09-11 15:46:39 | 日記


台風15号の進路がハッキリしなくて週間天気予報は雨マークが並んでいたので、休みの日の友釣りは無理だと思っていた。

台風が日本に近づくに従って天気予報の雨マークは無くなり晴れの予報と変わったので、宮川下流に行くことにした。

名人の家に寄ると、昨日の土曜日は解禁日並みに釣り人が入ったとの話をしてくれて、今日は場荒れしていて釣れないと言う。

折角来たのでいつもの場所に入る。いつもと同じで良い型の鮎が竿を曲げてくれるので来たかいがあったと思っていた。

昼飯を食べて釣り場を下流に移動したが、風が強くなって竿がうまく扱えないほどになってきて、釣りづらくなってきた。

竿を首に掛けていた時、台風の風らしい突風が吹いて竿が風に流されそうになったので、肩と腕で強く竿を戻したときボキと音が。

そうです。竿が折れました。それもバットの所が。。。。言葉になりません。 幾ら掛かるやろう直すの。 高いやろうなぁ。

竿は1メートルも短くなったけどこのまま釣ることにしたが、掛かったとき手尻が長すぎて取り込めない。バラしてしまう。

掛かったら浅瀬に誘導して鮎を救うことにしたが、浅瀬では掛かった鮎が針から外れてしまう。 これで4匹めである。

仕掛けを変えればいいが、面倒くさいと思うとこの結果である。 竿の折れたことが頭の中にあって面白くない日である。

釣果も女房に負けて散々な日であったが、鮎は良い型でこの川では最後の友釣りを楽しませてくれた。

しかし帰ってから竿の見積もりを取るのは憂鬱である。





あちらこちらで豪雨ばかり

2019-09-05 16:20:01 | 日記


河川のライブカメラを見ると先日まで増水していた川の水が綺麗になってきたので、1週間もすれば釣りに行けると思っていたが。

夜に集中豪雨が上流であったらしく、川の水はまた濁流となっている。 当分の間友釣りは無理であるが網も入らない状態である。

気象情報では台風が週末に直撃とも言っている。 もう少しで彼岸花が咲き出すので友釣りも終わりになるのに竿を出すことが出来ない。

イライラしているのは私だけで無いと思うが、先日福井で竿を出せるとの情報があったので行くことにしたが竿を出すのは初めての川である。

ナビに行き先を入れて目的地に向かうが遠い。三時間ほど走ってやっと川に着いたが水量が高く釣り人は多いが見ていても竿は曲がっていない。

川を見ながら上流へ上がっていくと車で休んでいる人がいたので釣れるかと聞くと、ポツポツと言うので折角なのでやってみることにした。

日釣り券は三千円で、オトリは1匹五〇〇円である。岐阜の安いオトリ屋では4匹千円なのに。しかし高くてもオトリが無いと釣れない。

これで釣れれば良いがと思いながらオトリを付ける。良いポイントと思われる場所にオトリを流してもまったく反応が無い。何やこの川は。

川の中にはゴミが一杯あり、それに針が引っかかる。 こんなにゴミがある川は知らない。 川の土手には家庭ゴミらしいのが捨ててある。

ここの地区などは昔からゴミを川に捨てれば海に流れていくと思っているのか、他の川でも色んなゴミが流れてくる経験をしたことがある。

二時間くらいオトリを流していて、掛かったが鮎が大きくて取り込みに失敗したらこれで終わりであった。 来なければ良かったと思う川である。

やはり知った川で知った石を狙って釣るのが良い。釣れなくても諦めが付くからと反省しながら帰ってきた。