マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

婚姻色の鮎

2017-08-30 13:46:36 | 日記


先週の日曜日は吉田川に入ったが、本流の長良川は少し増水気味のためか、吉田川は釣り人で一杯である。

この川は何度か通っているので、石の位置まで覚えているので迷いが無くオトリを入れることが出来るのだ。

朝はパタパタと釣れたがそれからが反応しない。 追気のある鮎はこれだけだったのか。 時間が過ぎていく。

女房は淵の鮎を狙っての泳がせ釣り。 ポチポチと竿を曲げているが、私は淵での釣りは我慢出来ないのでしない。

退屈しない程度にしか釣れないが、釣れないよりましである。  川を上がると囮屋の親爺が女房に負けたなと言う。

釣った鮎を数えてみると1匹の差で私が勝っていた。しかし、鮎の型は女房の方がみな大きいく、その点では負けである。

それに味を占めたのか、女房は昨日休みだからまた鮎釣りに行こうとなって行ったが、行くなりオトリ屋が釣れないよと言う。

そんなことないやろ。オトリを入れてもまったく追わない。 重りを噛ませてガンガン瀬に掘り込んでもダメである。

女房はいつもの淵で泳がせている。   釣り人が他でも釣れないと言って何人も来るが、釣れないので帰って行く。

2日前にはボチボチ掛かったが、今日はまったく反応なし。   女房はたまに竿を曲げている。

帰りに釣れた鮎を見たら、いい鮎をダントツに女房が釣っている。 完璧に負けた。我慢して釣ればポチポチでも数が釣れる。

オトリ屋の親爺が、完璧に負けたね。と言って笑う。 奥さんは上手いわ。と言われたのだ。   悔しい。。。。

帰って鮎を塩焼きにしたら、腹の周りが赤くなっていた。婚姻色がでている。もうじき川を下るのだろう。

朝晩涼しくなった

2017-08-23 06:18:07 | 日記



お盆が過ぎてから昼間はうだるように暑いが、朝晩は少しだが涼しさを感じる季節になって来た。

今までの暑さで有害捕獲はほとんど獲れて居ない。イノシシや鹿も涼しい山の上で避暑を楽しんでいるらしい。

先日、庭で友釣りの仕掛けを直そうと芝生の上に竿を出して作っていたら、ドバーと汗が出て頭がクラクラした。

雨上がりで太陽が照ったためか、猛烈な蒸し暑さで5分ぐらいで止めることにしたが、暫く体の調子が悪かった。

どうも軽い熱中症になったようだ。 私でもこれくらい応えるので年寄りは絶対に外で仕事をしない方が良いと思う。

友釣りも先日、郡上に行ったが川は残り少ない友釣りを楽しむ人で解禁並に人で一杯で竿を出す隙間も無いぐらいに混んでいた。

今年の郡上は鮎の遡上が良いと言われているが、その分鮎は小さくて今までみたいにあまり良い型の鮎は釣れないのが辛い。

釣り場もちょつと油断するとズカズカと釣り人が入ってきて、今まで釣っていた場所の眼の前にオトリを入れてくる。

根尾川であれば釣り人はほとんどいないので、こんなことは無いが、やはり天下の長良川である。  困ったものだ。

あと1ヶ月が残りの友釣りの季節であり、鮎も大きくて面白いが釣りの季節も終わりに近づいているので楽しみたい。

根尾で8月の初めに29センチが2匹釣れたので、今年こそは30センチ越えを釣りたい。




夏の終わりが近づいた

2017-08-17 05:20:28 | 日記


ヒグラシの声を昨日聞いた。 暫くすると狂ったように多くのヒグラシが鳴き始めて夏の終わりを告げるのだろう。

この前、田植えをしていたように感じるが、いつの間にか穂が出ていているのを見てビックリしたが、暫くすると稲刈りが始まる。

1歳児の1年と50歳の1年を比べると、50歳の1年は1歳児の50分の1で時間が過ぎると聞いたことがある。

毎年、稲穂の花を見ると、また年を取るのかと思ってしまう。 まあ、天皇陛下も年を取ると死ぬのだから平等であると思うが。

先日の台風は日本列島を縦断したが、その雨のおかげで琵琶湖にいた小鮎が一斉に遡上して、今年一番の爆釣が続いている。

小鮎は全部の針に掛かってくる感じで釣れるが、取り込みで暴れるので半分近くが落ちて川に帰って行くがまったく気にならない。

この鮎の爆釣でやっと近所の人に小鮎を届けることが出来る様になった。 一軒に最低でも100匹は届けたいと思っているから。

釣りは黙々と釣っているのがいい。 何も考え無い。しかし帰ると甘露煮にする数だけ確保したら、貰って貰えるところに電話する。

そんなことを繰り返しながら、小鮎釣りの季節が過ぎていく。 でも小鮎釣りとバカにするが、たまに20センチぐらいが釣れる。

塩焼きサイズであるが、こんな鮎が5匹ぐらい釣れるので友釣りで5匹、より数が釣れるので良いかも知れないと思うことがある。

大鮎もこれからが本番で取り込めない大型のサイズが、バンバンと糸を切っていく季節に入ったので楽しみである。

追伸。先回のレデーズ大会の優勝者は60グラム差と書いたが、今日の中スポには6グラム差と書いてあった。 ゴメン。







 

宮川 レデーズ大会

2017-08-09 11:29:51 | 日記


先週の日曜日、宮川の下流でレデーズ大会があったが、女房が最初に掛けたのは5センチくらいの鮎であった。

あまりにも小さすぎたのか、受けぞこなって落としていた。  これでも1匹は1匹だが、何て小さいのだろう。

場所的には良いところに入って、来る人が皆、良い場所に入ったと言ってくれたが、中々竿が曲がらない。

上流の砂混じりの浅い所では、ポチポチと竿が曲がっているが、昨年みたいな釣れかたはしていない。

女房はやっと釣れたと思うと、ウグイであったり身切れして取り込め無くてリズムに乗れていない。

半分の時間が過ぎた所で、昨年釣れて良かった場所に移動。 死にかけの鮎を入れた途端に掛かる。

良い鮎であるので、オトリにして入れるとすぐに掛かり、場所移動は正解であった。 しかし鮎が弱い。

釣れた時は良いが、すぐに動きが悪くなる。どうも冷水病のせいらしいし、また鮎は昨年よりずっと小さい。

ポチポチと掛かるが、数が今ひとつ伸びない。 釣れた鮎が元気であればもっと追い込みを掛けることが出来たはず。

優勝は砂混じりの浅い所で釣っていた、この川の主が取り、総合優勝も60グラム差で勝ち取ったとのことである。

昨年は宮川は鮎も型が良く、数も釣れたが今年はダメである。 こんな鮎では高速を使ってまで釣りに来る価値はない。

来年に期待したいが、良く釣れてもここまでは中々来ることが出来ないのが残念である。






ラジオ体操

2017-08-02 07:04:01 | 日記


朝早くから罠の見回りをしていると、ラジオ体操をしている子供達に出会うので昔の頃を思い出して懐かしい。

夏休みになると、川に行って真っ黒になるまで泳いでいたし、夕方にはウナギを釣るために流し針を川に仕掛けた。

それを翌朝ヒグラシの声を聞きながら、ウナギが掛かってないか見回りに行ってからラジオ体操に行ったのを覚えている。

ウナギは近所の人が幾らかで買ってくれて、その金でチクロなどの合成着色料のタップリ入ったキャンデーなど買って食べた。

今はラジオ体操の音がうるさいとか、花火の音がうるさい。盆踊りをうるさいから止めろとかで、そんなことを言われて止める所もあるらしい。

最近は何でも自分中心で文句を言う人が多くなって、それをまた聞いてしまう。 テレビも規制、規制で何も面白く無くなってしまった。

小学校で掃除をさせると、親がうちの子に掃除をさせないで掃除する人を雇え、と言うらしい。それも教育の一環だと言ってもダメらしい。

また給食費を払わない親もいると聞いた貧乏でもないのに。 他でも払わない人がいると聞いたから払わないのだそうだ。

そんな親に育てられた子供が大人になると思うと、どうなることやらと思うのは私だけだろうか。

それはさて置き、鮎も土用隠れしているのか数が釣れないが化け物ぐらい大きな鮎が釣れたが、それを親鮎にしたら親子ドンブリした。

計って無いので正確な大きさでないが、27センチは超えていたと思う。 私の手首ぐらいの鮎で最近見たことも無い大きさであった。

仕掛けも大きな鮎でも取り込めるはずの物を使ったが、流れの弱い所まで来て取り込もうとしたら、仕掛けが足に絡んで切れた。

悔しいから、今からもっと太い絶対に切れない仕掛けを買いに行きます。


(上の鮎の写真は25センチだが、これよりも逃げた鮎は胴回りが手首くらい太かった。)