雨が降ったのでボチボチ小鮎が遡上したのではと思い天野川へ行くが濁りが入って少し増水していた。
釣り人も全く居ない、取りあえず折角来たのでと竿を出すが5分しても釣れないので止めた。
翌日行くと今度は釣り人で一杯で釣る場所が無い、1人なので釣り人の間に潜り込む、小鮎はパラパラと釣れる。
3時間ぐらいで三百匹は釣れたと思う。今期初めてなので少し満足。
この小鮎を甘露煮にする、旨く作るコツは酒、ザラメ、醤油を計量カップで量り一対一対一に作る、この調味料の量が甘露煮の黄金比です。
これを沸騰させて、そこへ小鮎を数匹ずつ入れて沸騰した状態を保ちながら入れて行く、絶対1度に魚を入れない。あとは落とし蓋をして煮るだけ、隠し味に山椒の実を一掴み入れれば完成。
煮終わったらそのまま火を止めて冷ますと魚の頭が取れないので綺麗に仕上がります。
この味にたどり着くまで何年もかかりましたので、1度だまされたと思って試して下さい。