マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

カモ猟

2017-02-09 06:03:01 | 日記


この15日で猟が終わりとなるが、鹿とイノシシはあと1ヶ月獲ることが出来るが肉としては美味くなくなる。

鹿は腹に子供が入るし、特にオスのイノシシは盛りが付いて肉は臭くて食えた物では無いので、基本的に終わりである。

猟期が残りわずかなので、山鳥かキジでも捕りたいと思っても保護区で見るぐらいで、猟場には山鳩さえいないのだ。

そこでいるのはカモであるが、真っ黒になっている場所は銃猟禁止であり撃てないし、禁止場所で無い所でいるカモは
公園か町の中を流れている川の中にいて、とうてい鉄砲を撃てる場所では無い。 カモは良く知っている。

そんな所では撃ったとたんにパトカーに囲まれてテレビで放送される事態となることは間違いないだろう。

山の中の池を見回っても何もいないし、やっといても撃っても弾が届かない所を悠々と泳いでいるのしか見あたらない。

そのカモをたとえ撃って当たっても池の真ん中に落ちたカモをどうやって回収すれば良いかと思うと撃てないのだ。

鉄砲の免許を取った時、知り合いの猟師が昔は何処でも撃ても誰も何も言わなかったが、今は撃つと携帯で警察にすぐに
通報しよるから気を付けよ、と言っていたのを思い出すと考えすぎてか、なかなか撃つことが出来ない。

まあ、カモの1匹や2匹獲っても毛をむしったり処理したりを考えるとめんどくさいので、やぁーめたとなってしまうが。

でもカモ鍋を年に一度は食べてみたい。