マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

鹿肉

2017-02-02 06:03:30 | 日記


猟期も鹿とイノシシ以外が捕獲出来るのは、あと2週間で終わりとなってしまうが、獲れそうな獲物はまったくいない。

雪が降ったので、たまには猟銃を撃っておかないと、と思ってロッカーから引っ張り出して山に行ったが、雪が思ったより
深くて膝以上まで沈むので、30㍍ぐらい歩いてみたが遭難したら笑われると思って引き返してきた。

今年の狩猟は現在まで鹿が7頭で、イノシシは有害捕獲で獲りすぎて1頭だけしか獲れないが、鹿は全部友達にやってしまった。

罠猟を始めたのは鹿肉の刺身を食べるためだったが、人にやると美味しいと言って食べすぎて当たる人がいるので困る。

ある人は鹿の肝臓の刺身が好きで、どれだけでも食べるので欲しいと言っていたので毎回やっていたが、最近何も言わなく
なったので聞くと、1人で肝臓1個を食べたら腹を壊したので女房から食べるなと言われたと言っていた。

そりゃ、如何にも食い過ぎやろ。  5切れまでで止めなあかんわ。  美味しいのでみんな食い過ぎて腹を壊す。

プロの猟師なので解体や、血抜きなど細心の注意をして処理しているので滅多なことは無いが自己責任でと言っている。

鹿肉は血が多く出るので猟師は解体した肉を、高分子吸収剤が入っているおしめに包んで持ち帰るらしい。

おしめは新品なら問題ないないのだろう。ビニール袋に入れると血で肉が真っ赤になってしまうのだから考えたものだ。

それと鹿肉は鉄分が多く含んでいて、ジビエ用に精肉したとき検針器に掛けると機械が反応して困ると聞いた。

鹿肉のジビエ料理はこの土曜日の青空レストランと言うテレビ番組でやるみたいなのでぜひ見て下さい。