小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

冬が来た

2008-02-12 23:40:52 | 読書

早春のコラボ

 

黄水仙と沈丁花

昨日、蕾がひらいたこの水仙。

白い花びらを少しずつ見せはじめた沈丁花。

今夜、「爆弾寒波」が襲来とか。

咲き始めたこの花達、この寒さをどう思うかな?

は、は、はやまった~!!さぶっ。

 

 

冬が来た  高村光太郎

 

きっぱりと冬が来た

八つ手の白い花も消え

公孫樹(いちょう)の木も箒になった

 

きりきりともみ込むやうな冬が来た

人にいやがられる冬

草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た

 

冬よ

僕に来い、僕に来い

僕は冬の力、冬は僕の餌食だ

 

しみ透れ、つきぬけ

火事を出せ、雪で埋めろ

刃物のやうな冬が来た

 

 

この詩で検索していたら、凄いのを見つけました。

第14回日本教育技術学会「分析批評」による模擬授業

この詩を教材に100の発問が書かれています。

この詩で100です。

 

例えば、

8.「冬が来た」と「冬がきた」とでは、どのように違いますか?

13.この詩の冬の情景は、冬のいつ頃ですか?

14.「きっぱりと冬が来た」と「冬が来た」ではどのように違いますか?

等など

100問目があなたはこの詩を教えてあげるとしたら、誰に教えてあげたいですか?

 

学生時代、国語が得意だったかたは、答えも出ていますので、トライしてみてはいかがでしょう?

でも、国語の答えって、あってないようなものかも。

氷がとけたら?

水になる

いえいえ、春です!!

こういう答えが出せるといいですね。

 

 

今日の私の小さな幸せ

 

今日は、新聞の休刊日。

私も、休肝日。

 

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九重氷の祭典

2008-02-11 23:23:04 | 小さな気付き

今日の由布岳は、こんな感じ

山はまだ冬

 

「九重氷の祭典」に行ってきました

 

 

氷のオブジェがあちこちに・・・

 

 

近くにある自衛隊の駐屯地から、助っ人です

 

ちびっ子たちも、大喜び

雪や氷で遊ぶ事なんて、滅多にないですからね

 

 

 

今日は、風もなかったので、寒さを感じることなく・・・

本日が最終日なので、土が見え隠れしはじめていました

 

昨年は暖冬で、このイベントも危ぶまれたのですが、広島から雪を運んでなんとか開催できたとか・・・。

今年は、絶好のコンディションだったようです

 

 

↑これが一番受けていました

大分一村一品っていうのをもじって、九重町の一村六品

一番右が椎茸、梨、その横はわからなかったのですが・・

薔薇、トマト、キャベツ入り氷柱です。

 

 

九重の山を背景に、お神楽です

 

このイベントは、真冬の寒さを、町おこしに使おうとはじまったそうです

子供がまだ小さかった時に連れてきたことがあったのですが、例年はテレビのニュースでみるくらい

「あ~、今年もやってるね~」

って。

ブログ書いてなかったら、今年も出かけてなかったなあ~

 やはり、ブログで以前より活動範囲が広がったことだけは確かです。

今日の私の小さな幸せ

 

このイベント会場の駐車場、雪解けでべチャべチャ。

車が、泥はねで、汚ないこと、汚いこと。

帰りに洗車に行ったら、本日洗車半額!

ラッキー!!

家に帰り着いて、しばらくすると雨がシトシト・・・。

まあ、いいか~。

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顔をあげて

2008-02-11 01:23:38 | 小さな気付き

 

何かお悩みでも?

 

いえ~大丈夫っすよ!!

 

あら、あら、あなたも何かふか~く悩んでます?

元気出して!!!

 

 

そうよね~

うつむいていても、いいことなんかないわよね

顔をあげなくっちゃ!!!

 

 

元気になったら、綺麗な花が咲いたね~

よかった、よかった!!

 

さて、お悩みと言えば、朝ドラ「ちりとてちん」です。

 

このドラマも、あと、残すところ1カ月半となりました。

朝日新聞に、週1回、視聴率ランキングが掲載されます。

過去の朝ドラ、どんな内容でも、たいがいランキング内に入っていたような気がします。

しかし、この「ちりとてちん」は、毎週、目を皿のようにして探すのですが、ランキング内で見つけることができません。

 

でも、私はここ数年の中では、一番はまりました。

笑えて、泣けて、そして考えさせられます。

1話に必ず、光を放つ台詞があります。

その台詞を、主人公が言うのではないというところが今までのドラマと大きく違います。

ちりとての前のドラマの「どんど晴れ」のヒロインは、明るくて、前向きで、人のために自分を犠牲にしたりと、まさに優等生タイプ。

これはこれで、自分にはできないものを、やってくれるのを見る楽しさがありました。

 

しかし、このちりとての主人公は、ネガティブで何をやっても上手く行かない・・・。

そんなヒロインを身近に感じます。

わかる、わかる、そうよね~落ち込むよね。

と、共感します。

そんなヒロインだから、決して気のきいた台詞なんか言えないんです。

そこで、彼女のまわりの人たちが、彼女を励ましたり、叱ったりします。

それが、両親だったり、親友だったり、師匠だったり。

その台詞に、見ている私も、元気づけらます。

 

その、主人公にとっての、大切な大切な師匠が・・・。

今週は、笑うシーンより、泣けるシーンが多くなりそうです。

でも、テッシュ片手に、一言も聞き漏らさないように見なくてはと気合を入れています。

 

今日の私の小さな幸せ

 

今日は、メンバーと一緒に、視覚障害者の方たちへの対面朗読。

週刊ベースボールを持ってこられていたので、ひいきの各球団の、キャンプ便りを読むことに。

それぞれのひいきの球団をリクエスト。

ジャイアンツ、ソフトバンク、ロッテ・・・

あ~やっぱりカープのリクエストはなし。

が、誰かが

「今年のカープは・・・」

え、カープ?カープが何、何。

「今年のカープは、エースも4番もいなくなって、どうするんだろうな~。

あそこの球団は、大変だよ」

「・・・・・・」

まあ、良くても悪くても、話題にでるっていうことは良いことだわ。

く、く、くるしい~

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不審尋問

2008-02-09 21:22:08 | 小さな気付き

遠くに見えるのは、「さんふらわあ」

♪大分から船に乗って、神戸についた~

 

旅にでたいな~

あれに夕方乗ったら、翌朝神戸につくのよね~

 

 

今日は、大阪、名古屋、雪降ってましたね。

寒いでしょ?

私から、余寒、お見舞いで~す。

においたつ、水仙の花達です。

 

通勤途中の、登山グッズのお店の前に咲いています。

車を横のコンビニに停めて、写真を写していたら、背後に人の気配が・・・。

振り返ると、若いおまわりさんが、自転車をとめて私を見てました。

「写真ですか?」

(不審尋問?)

ドギマギしながら

「は、はい」

(な~んも悪い事してないし・・・)

「それ、一眼レフですか?」

(な~んだ、カメラ好きなんだ)

「はい」

「ここの店の人ですか?」

(え、やっぱり不審尋問?)

「いえ、違います。あんまり綺麗に咲いているから、写真撮らせてもらってるんです」

「そうですか~」

(写真を撮る、取るじゃないから、黙って撮ってもいいよね・・・ドキドキ)

「綺麗に撮ってあげてください」

とまた自転車をこいで交番の方へ帰って行かれました。

(ほっ!!!)

 

だから、ドキドキしたから、少し写真ぶれます。

あしからず・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

 

雪が降っているニュースを見ると、なぜか羨ましくなる九州人です。

 

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かもめはかもめ

2008-02-08 22:32:00 | 小さな気付き

あの~ちょっとすみません!!

 

 

なに?

 

あの~ちょっとすみません!!!

 

 

なに?

 

♪かもめが~翔んだ~
かもめが~翔んだ~

っていう歌があるんですよ

ちょと翔んでいただけません?

 

こんな感じでいいかい?

早速のリクエストにお応えくださり、ありがとうございま~す

 

 

 

私達、もうおしまいね!

 

そんなことはないよ~!!

な、見事な連携プレーだろ?

 

 

うん、うん、若いときは、色々あるわさ~

 

俺も、ちょっとかっこいいとこ見せるか!!

お~らよ!!

 

な~んてね。

 

今日の私の小さな幸せ

北海道の功夫ぱんだのひとりごとのkanfu-pandaさんが、札幌雪祭りの風景を。

長崎のちいさな街のちいさな出来事のroko-papaさんが、ランタンフェスチバルの様子を

フォトde楽しくのy、hさんが、宝光院の裸祭りの様子を

連休です。

寒いけど、色んなところでイベントがあるようです。

素敵な時間をお過ごしくださ~い。

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ショートショート

2008-02-08 00:47:01 | 小さな気付き

ま~ちっちゃくって、かわいいですね~

 

別に~

 

 

わたしの名前は「エリカ」さま。

 

この花、蛇の目エリカっていうんですって。

 

数日、長い文章におつきあいをいただいたので、今夜はこれでおしまい。

 

今日の私の小さな幸せ

 

小さな悩みがあるのって幸せなこと。

大きな悩みがあったら、小さな悩みなんて考えていられないから。

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女の偽装

2008-02-06 23:19:09 | 小さな気付き

おはつで~す!

 

「羽衣の松」 天女の舞

と、タグに書いていました。

摩訶不思議なかたちの花です。

検索しても、余りでてきません。

別名があるの?

 

♪あなたがさがして

くれるの待つわ

昔の名前で出ています~

 

 

さて、今日は文章講座でした。

先々週の文章実習のテーマ

「偽物」

 

「昨年は、偽物騒ぎに明け暮れた。

一年を象徴する文字も「偽」だった。

あの騒ぎを追っかけるだけでは、平凡になる。

偽物という存在を一ひねりしてみよう。」

 

いつも、テーマに沿って、何か書くのですが、ひねりが足りないと、81歳先生は、ご機嫌が悪い。

意表をついたことを書くと、先生はニヤッと笑って、

「いいですね~」

と言ってくれます。

何とか先生をニヤリとさせたいと思いました。

で、その宿題が今日、添削をしていただき返してもらいました。

私が、受け狙いで書いた今回の宿題です。

昨日に引き続き、長くなりますが、もしお時間があったら、読んでいってください。

 

「女は偽装する」

 

女性は「偽装の名人」。

その技術が上手ければ上手いほど、男性にもてる。

それを、偽装と見破れる男性はごく少ない。

見破ったとしても

「そんな努力が可愛い」

と思う心の広い男性もいる。

いつの世になっても、女性は手を変え、品を変え、「偽装」の努力を怠らない。

 

叶姉妹という二人がいる。

何を職業としているのか知らない。

で、テレビで見かけるふたりは、いつもゴージャスである。

何百万円もする(らしい)ドレスを身にまとい、ウン千万円のジュエリーをいたるところにつけている。

 

しかし、ドレスよりも光り輝くジュエリーよりも目をひくのは、その大きな胸である。

男性でなくても、つい目がいく。

その胸の形がすこぶるよい。

よすぎるのである。

 

どうやら、姉の方は、四十はとうに過ぎているらしい。

それに、あの胸である。

重いものは当然下がる。

ニュートンの法則だ。

あの大きな胸を、あの高さに保つのは理屈に合わない。

ならばあの胸、果たして、天然モノか。

偽装工作がされているのではないか。

これは、やっかみで言っているのではない。

第一、あんなに大きな胸だったら、走るのに、邪魔で仕方がない。(彼女達は走ることはないだろうが・・・)

 

この姉妹に限ったことではない。

普通の女性も、毎朝、化粧に余念がない。

特に目のまわりの化粧は入念だ。

まつげをクルンとカールさせる。

そして見事にカールしたまつげにマスカラを塗り重ねる。

天然モノの二倍の長さになる。

 

爪のおしゃれも、今、流行している。

ネイルアートという。

綺麗に彩られた人工の爪を、健康な自分の爪の貼り付ける付け爪もある。

 

あれもこれも、綺麗な女性と言われたい、多くの人の目を引きたい、願望からくる。

このおしゃれに全く興味をなくしてしまうと、女性も一巻の終わりだ。

叶姉妹のような胸は別として、女性は、使えるものは何でも使って綺麗に装いたい。

 

かくいう私だが、今は、別の偽装に精を出している。

図書館や本屋で、名文にであとうと、メモしておき、自分の文章のなかに拝借させてもらう。

これも、文章の「偽装」ではないか。

さあ、今日も、私は、偽装工作に精を出すことにする。

 

 

長い文章におつきあいいただき、ありがとうございました。

あ、先生の反応はどうだったかって?

大笑いしながら、こう言われました。

「○○さんのは、本物ですか?」

きゃ~先生、それってせ・く・は・ら 発言ですよ~。

と思いましたが、セクハラって嫌な相手に言われた場合。

嫌いな相手でなければ、セクハラではないんですね。

男性も、こんな女心に振り回されて、お気の毒です。

お察しします。

 

原稿用紙に書かれていた先生のコメント

女心の底をのぞいた。

男も結構「偽装」する。

文章は偽装に始まる。

 

 

さてさて、今日いただいた宿題のテーマは「春」

う~ん、今回は、どういう切り口でいこうかしら。

先生を、ニヤッとさせるのに、毎回本当に苦労します。

 

今日の私の小さな幸せ

 

今日は、先生を笑わせることができたこと。

 

 

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今日は長めですが・・・

2008-02-05 23:29:49 | 読書

あつい想い

 

和名 山丹花(さんたんか)

 

 

学名 イソクラコッキニア

餃子から検出されたのは メタミドホス

カタカナが覚えられません

 

ところで、皆さん、ネットサーフィンします?

私も、ブログを書いていて、あれ、これ間違ってないかな?

なんて思うとき、検索します。

すると、次から次に、波乗り状態へ。

そこで、思いがけない放り出し物に出会うことがあります。

「ラッキー」なんていいながら、とりあえずお気に入りにほうりこんでおきます。

だから、私のお気に入りは数日前の東京みたいに交通渋滞。

日曜日、お巡りさんみたいに、交通整理をしました。

すっかり入れたままになっていた素敵な詩が出てきました。

これをお気に入りに入れた過程はこう。

 

以前 「スナップ写部ログ」のふくやぎさんが山本潤子さんのSONGSのCDを紹介してくれていました。

山本潤子さんて、確か「赤い鳥」っていうグループにいたような気がする。

紙風船

これは赤い鳥

この歌詞、いいな~誰が書いたんだろう

黒田 三郎

有名な詩人なんだ~。

知らなかったわ。

NHKを退職し、療養しながら娘ユリとの日常生活を綴った「小さなユリと」がある・・・。

読んでみたいな~

どんな詩だろう

と思い検索したら、あったんですね

この中の「夕方の30分」っていうのが、とってもいいんです。

 

今日は、この詩を載せたかったんです。

だから、今までが前振り。

二人の姿が目に見えるようです。

読んでいってください、ね、ね。

 

夕方の三十分

 

コンロから御飯をおろす

卵を割ってかきまぜる

合間にウィスキイをひと口飲む

折紙で赤い鶴を折る

ネギを切る

一畳に足りない台所につっ立ったままで

夕方の三十分

 

僕は腕のいい女中で

酒飲みで

オトーチャマ

小さなユリの御機嫌とりまで

いっぺんにやらなきゃならん

半日他人の家で暮らしたので

小さなユリはいっぺんにいろんなことを言う

 

「ホンヨンデェ オトーチャマ」

「コノヒモホドイテェ オトーチャマ」

「ココハサミデキッテェ オトーチャマ」

卵焼きをかえそうと

一心不乱のところに

あわててユリが駆けこんでくる

「オシッコデルノー オト-チャマ」

 

だんだん僕は不機嫌になってくる

味の素をひとさじ

フライパンをひとゆすり

ウィスキイをがぶりとひと口

だんだん小さなユリも不機嫌になってくる

「ハヤクココキッテヨォ オトー」

「ハヤクー」

 

癇癪もちの親爺が怒鳴る

「自分でしなさい 自分でェ」

癇癪もちの娘がやりかえす

「ヨッパライ グズ ジジイ」

親爺が怒って娘の尻を叩く

小さなユリが泣く

大きな大きな声で泣く

 

それから

やがて

しずかで美しい時間が

やってくる

親爺は素直にやさしくなる

小さなユリも素直にやさしくなる

食卓に向かい合ってふたり坐る

 

 

「小さなユリと」の中に、この「夕方の三十分」の他に11編あります。

どれも涙がでそうになるくらいにいい詩ばかりです。

この詩人に出会うことができて幸せでした。

 

今日の私の小さな幸せ

 

大好きな詩人を紹介できたこと。

思い出してよかったわ~。

 

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早春賦

2008-02-04 22:47:43 | 小さな気付き

立春

 

でも、寒い

上から、さらにもう一枚着よう!!

さらにきる→衣更着

で、2月は「如月」(きさらぎ)

 

この時期を見事に歌にしたのが

「早春賦」

♪春は名のみの風の寒さや

谷の鶯 歌は思えど

時にあらずと 声も立てず

時にあらずと 声も立てず

 

氷解け去り葦は角ぐむ

さては時ぞと 思うあやにく

今日もきのうも 雪の空

今日もきのうも 雪の空

 

春と聞かねば知らでありしを

聞けば急かるる胸の思を

いかにせよとの この頃か

いかにせよとの この頃か

 

いや~いい歌ですよね。

特に3番の歌詞。

暦の上では「春」ですよ

とニュースで、立春の日には必ず言います。

立春と聞かなければ、この寒さも冬だから・・・

って思うのに、寝た子を起こすように「春」なんて耳にするものだから、アセアセしてしまいます。

暦の上だけじゃない、本当の春をまちこがれるんですね。

でもね、これがくせものなの。

少し風邪気味だったり、体調が悪かったりして、家の中で、猫のようにこたつで丸くなったりしていると、さ~っと春が来てしまうんです。

春が来た瞬間を見逃して、もう、春の背中をおいかけるはめになってしまいます。

追っかけちゃあダメ!

春も男も。

迎えうたなければ。(うってどうする?)

両手を一杯に広げて、センサーの感度を上げて、くる春を受け止めましょう!!!(花粉症の方はお気の毒です)

 

 

上の写真の紅梅よりも、いままさにほころびようとする白梅に愛おしさを感じます。

 

今日の私の小さな幸せ

 

きれいな鰆(さわら)が、並び始めました。

以前作った、鰆の茶碗蒸し、作ってみました。

美味しかったですよ。

お試しあれ!

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ありがとう

2008-02-03 02:14:30 | 小さな気付き

愁思

 

 

仏教語で

「無常」

という言葉があります。

常ならず。

一生、同じ状態は決して続かないということ。

 

今朝、出勤すると

「いつもこのビルの中を掃除してくれている方が、昨日、亡くなったんだよ」

と、聞かされました。

 

木曜日、彼女がいつものように手際よくモップで廊下を拭かれていた姿が目に残っています。

彼女の事は、以前ブログで書いたことがあります。

トイレの花

(もし良かったら、読んでみてください)

 

トイレ掃除は特に気を入れて、念入りにお掃除されていました。

一段落すると、ポケットマネーで買われたお花をいけはじめます。

彼女の手で、さありげなくかざられた季節の花を見て、仕事で疲れた体や心を癒された人は多かったと思います。

 

その彼女が、仕事が終ったあと、更衣室で倒れ、翌朝、息をひきとられたそうです。

 

鏡も、洗面台も、トイレの便器も、いつもピカピカに磨き上げてくれていました。

彼女の仕事ぶりは

「仕事だから」

という域をはるかにこえていたようにさえ見えました。

無口で、他人とは距離を少しおいたような雰囲気のする女性でした。

 

朝から降り続く冷たい雨に、人の命のはかなさをつくづくと感じました。

 

トイレに行くと、彼女のいけた撫子の花が、枯れはじめていました。

お元気だったら、今日くらい、違う花にいけかえるおつもりだったのでしょう。

近頃は、彼女のお花が、当たり前になっていたので、彼女にお礼を言わなかったのが心残りです。

 

彼女のご冥福をお祈りします。

 

今日の私の小さな幸せ

 

まだ、雨が降っています。

明日の、あれ、もう今日だわ。

別大マラソン、どんなドラマが待っているのか、楽しみです。

 

 

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