小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

沖縄旅行その3

2011-03-02 17:18:52 | 旅行

 

カンヒザクラ

 

沖縄にはソメイヨシノはないそうです

あるのは、この濃い色のピンクの桜

ハラハラと舞う花吹雪を一度も見たことがないとガイドさんが言ってました

このカンヒザクラは、花ごと落ちるんですね

 

さて、最終日に向かった先が、今回二度目のパワースポット

「斎場御獄」(セーファウタキ)

 

 

ここには、ニライ・カナイ橋を渡って行きます

全長660メートル

高低差、80メートル

 

斎場御獄は、世界遺産

御獄(うたき)とは、神様がまつられているところ

政治は男性

祈りは女性が行っていたそうです

最高神女、王族の王妃「聞得大君」(きこえおおきみ)

ここで、神様の就任式が執り行われていたそうです

 

ここへは、途中までしか男性は入れなかったそうです

 

 

 

この三角の奥が行き止まりになっていて、そこからこの景色が見れます

 

 

 

むこうにかすかに浮かんで、見えるか見えないかの島が

久高島(くだかじま)

神の島といわれ、男子禁制の島だったそうです

 

 

ちょうど、ここへ、カメラマンとスタッフがふたり来ていました

ツアーで一緒だった若い女性がインタビューを受けて

「パワースポットで来られたんですか?」

と質問されていました

どうやら、ズム朝で、今人気のパワースポットを取りあげるようです

「いえ、沖縄のツアーで来たんです」

と答える彼女達

「でも、パワースポット、興味ありますよね」

「あ、はい。これテレビに映るんですか?」

 

やらせっぽいインタビューを聴きながら、どうして私にインタビューしないのか?

年齢制限にひっかるのか?

 

パワースポット=若い女性

という図式が絵になるんでしょうね

わかってます、わかってますって

 

観光バスに戻ると、彼女達はみんなから

いい思い出が出来ましたね~

いつ放送されるんですか?

と聞かれると

あ~でも、映るかもしれません、映らないかもしれませんって言われました

って

 

ははは

そうよね、多分、数時間、あそこで張ってるでしょうからね

 

しかし、パワースポットに行って、何かを感じましたか?

ってガイドさんに聞かれたけど、どうも鈍いのか何も感じないんですね

 

そして、沖縄の文化がすべてわかる沖縄ワールドへ

 

しかし、今回のツアーに

「ひめゆりの塔」

が含まれていなかったので、添乗員さんと相談

別行動をとらせてもらってタクシーで手を合わせに行ってきました

 

 

やっぱり、涙が出てきました

 

濠と呼ばれる穴の中で、負傷した兵隊さんの治療の手伝いをしていたんですね

外科医によって、切断された手や足を濠の外に運んだり・・・

15歳から19歳までの若い女生徒達

 

タクシーの運転手さんが

泣きながらでてくる女子高生が沢山います

って

 

そりょあそうよね、

自分と同じ位の女の子達が勉強しにきたのに、

うじがわいた兵隊さんたちを目の当たりにしながら、狭い濠の中で過ごしていたことを知ったらね~

でも、やっぱりこれは語り継がないといけないことよね

 

いはまくら碑

 

いはまくら

かたくもあらん

やすらかに

ねむれとぞいのる

まなびのともは

 

「固いごつごつした岩場で亡くなったのはさぞ無念で辛かったでしょう。

心安らかに眠って欲しいと学友たちは願っています」

という哀悼の歌です

 

 

この

「相思樹」

っていう木、はじめて知りました

葉っぱの裏と表が同じなんですね

ひめゆり学徒隊卒業の歌

http://www.asahi-net.or.jp/~FY7T-NKMR/kyozai/orion/wakare.htm

 

おも~くなった気持ちのままタクシーに乗り込むと

 

「はい、これ食べてください、揚げたてですから」

と、タクシーの運転手さんがサーターアンダギーを差し出してくれました

優しい甘さが口いっぱいに広がりました

 

これで、今回の旅は終了

 

長々とお付き合いくださってありがとうございました

 

今日の私の小さな幸せ

 

今夜の「相棒」面白かったですね~

 

 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
沖縄だったんですね (ちょっと一休み)
2011-03-03 01:30:20
こんばんは~。
沖縄だったのですね。
ホテルからのオーシャンビュー風景、ひょっとしたら昔行った同じホテルかも・・・
その時は、南部の沖縄戦跡めぐりをしましたが、もちろん「ひめゆりの塔」も。
一日タクシーを借り上げて、米軍基地の見える穴場とか、近所のごく普通のソーキソバ屋さんとか・・・懐かしいですね。
沖縄戦は、日本人が語り継がなければいけない歴史ですよね。
写真がいっぱいで旅した気分になれました、サンキュー。
返信する
ひめゆりの塔 (猫にゃん)
2011-03-03 06:51:50
ひめゆりの塔。

ここで大きな写真を見、語り部さんの話聞きました。
語り継いでいかないといけない場所ですよね。
平和の礎・島民が海に身を投げた場所。
米軍が火炎放射で壕を焼いた跡。

沖縄の南部は、本当に戦争の跡が残ってます。

今まで3回沖縄へ行ったんですが
2回が夏。
1回は5月でした。


パワースポット!!
きっと、元気をもらってますって!!
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沖縄 (gen)
2011-03-03 09:03:53
勤めのころ、私も研修で沖縄に行きました
バブルのころは毎年研修旅行があって全国いろんな所に行ったものです
まだ茨城と高知県に行っていませんがもう行けないかも・・・
沖縄は印象深いところでした、この季節にもう夏の空のような青さ、雪国にいますとうらやましい空と海の色です
行動半径の広さは若い証拠でしょう。
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ひめゆりの塔 (Mey)
2011-03-03 13:55:06
以前行った沖縄旅行は
子ども主体でウォータースポーツだけに明け暮れた3日間だったので
ひめゆりの塔も首里城も何も見てなくて…。
ここでたくさんの写真を見させて貰って良かったです。
ぜひまた行きたくなりました(^^

でも、涙もろいわたしは、ひめゆりの塔へは行けるかな?…(笑)







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ひめゆり (nov)
2011-03-03 17:36:22
こんにちは

添乗員さんにお願いして 別行動をとらせていただいたとの事
本当によい選択だったと思います
そしてtamiさんらしいなって 気持ちがちょっとだけあつくなっています

戦争って やっちゃいけないです
ここを訪れると 観光だけが沖縄じゃないと思い知らされますよね
返信する
ツアー旅行 (tami)
2011-03-05 00:21:59
一休みさん

こんばんは。

フリーでの旅行で行きたいところ観たいところに十分時間をとれたら一番いいですね。
タクシーで一日まわれたら最高ですね。

でも、ツアーじゃないと高くて・・・。(笑)

添乗員さんが、夜の食事処を何軒が紹介してくれました。
一軒の沖縄料理の店、「ここは、本土の味に近いですから食べやすいと思いますよ」
って。

そうなんですね、食べ慣れてないものは、少なからず抵抗があるんですね。

私、外国旅行向きじゃないって思いました。(笑)
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それが・・・・ (tami)
2011-03-05 00:26:57
猫にゃんさん

こんばんは。

帰ってから、扁桃腺はらして、鼻水が出て、最後は咳が出て・・・。
もう帰ってからだいぶたつのに、まだ本調子じゃないんです。

旅行の後、数日間沖縄が夢に毎晩出てくるんです。
やっぱり、私かなり刺激を受けたみたいです。

これで免疫ができたから、次回行ったときは大丈夫かもしれません。

語り部さんの話はビデオでずっと流れていました。
もう、涙、涙でした。
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いえいえ (tami)
2011-03-05 00:32:31
genさん

こんばんは。

旅行に行って風邪をひくんですから、若くはないようです。(笑)

genさん、沖縄いつも夏空が広がってるという印象があるんですけど、すぐに天気が崩れるんですね。
びっくりしました。

genさん、高知と茨城だけですか?
すごいです。
こうなったら、あと2県も行って全国制覇しちゃってください。(笑)

genさんのところに、遠くからお客さんが訪ねてこられてましたね。
ブログをご覧になられてなんですよね。
凄いですね。
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泣けます (tami)
2011-03-05 00:36:35
Meyさん

こんばんは。

そうなんですよね、沖縄って、2つの顔を持ってるんですね。

Meyさん、知覧は行かれましたか?
泣きました?

やっぱり「ひめゆりの塔」にも、家族にあてた手紙が展示されてるんですね。
女の子の手紙だから、尚更胸にきます。

美人コンテストもやってたなんていう微笑ましいときもあったみたいです。

ところで博多駅前は出かけてきましたか?
返信する
添乗員さん (tami)
2011-03-05 00:49:52
novちゃん

こんばんは。

このツアーの添乗員さんが、沖縄の人らしい顔をされていました。(どういう顔だ)
とっても、よく気の付く方で彼のお陰で楽しい旅行になりました。

この前も書いたけど、青森のご夫婦と一緒にタクシーで「ひめゆりの塔」に行って、空港に、まわってもらったの。
その青森のご主人がとってもついてる人だったの。
この前novちゃんと行った時、私がくじかなんかで、キャラメルあたったでしょ。
あんなのが2回あって、ご主人2回ともあたったのよ。

で、奥様に「ご主人ついてますね~」って言ったら、「これで運を全部つかっちゃったかも」って。
で、私が「2度あることは3度あるっていいますからもう1度あるかもしれませんよ」って言ったの。

で、すごく素敵なご夫婦で住所の交換もして空港で別れたのね。
お二人を見送ってたら、奥様が私の方に戻ってきて
「ありました、3っつめのいいこと。あなた達に会えました」って。
感動しちゃった。

ハハハ
ながい話、書いちゃいました。
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