小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

花を呑む

2022-08-08 13:27:54 | 読書

 

あさのあつこ著

弥勒シリーズ第7弾  「花を呑む」

 

弥勒の月

夜叉桜

木練柿

東雲の途

冬天の昴

地に巣くう

と、順調に読み進んでいたのですが

新刊本等を手に取り、すっかり止まっていました

 

久しぶりの、同心木暮信次郎、岡っ引き伊佐治、商人遠野屋清之介

やっぱり文句なしに面白い。

3人のキャラ立ちが凄いので、間を置いてもすぐに入り込めました

彼らを取り巻く伊佐治の家族、清之介の店で働く人、商売仲間、信次郎の想い人(?)お仙さん

と、どの人も魅力的です

 

今回は、死人の口の中に深紅の牡丹の花が幾つも突っ込まれていた

そして幽霊が・・・

 

その事件の時、信次郎は寝込んでいて現場に行けなくてすこぶる機嫌が悪い

難解な事件であればあるほどその能力を遺憾なく発揮する信次郎なだけに

そのとばっちりをくうのが伊佐治

今回は伊佐治の息子の嫁おけいがまたしても事件に関わってしまいます

 

そして血生臭い事件には清之介がもれなくついてきます

そこでニヤリとする信次郎

 

この二人の間の緩衝材、伊佐治

 

このシリーズも伊佐治は本当に忙しい

 

 

清之介さんフアンの私も一度でいいから

遠野屋清之介のお店に行ってみたい!!

 

あさのあつこさんの本を読んでいると思います

あさのさんの語彙力が物凄く豊かだなあと

これでもかこれでもかと知らない日本語が出てきます

頭の中に丸々語彙辞典が収まっているんですね、きっと

 

は~こんな言葉があるんだと、新しい発見がとても楽しみでもあります

 

10作目が昨年出ています

急ぎ追いつかなくては

 

是非お勧めのシリーズです

 

コメント
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