小さな幸せ

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桃のひこばえ

2019-08-26 20:06:41 | 読書

 

 

梶よう子 著

「桃のひこばえ」

御薬園同心 水上草介シリーズ2

 

今日は、朝からしとしとと雨

秋の準備が始まったな~と感じるくらい

ひんやりする朝夕です

 

25度で色づく酔芙蓉

今日は日中の温度が24度

 

しらふで一日を終えました

 酔えないまま終わった今日の花

少し気の毒なような・・・。

 

仕事は休み

スポンジテニスの練習も試合の翌日ということで休み

 

そして、雨

 

これは、読書デイです

 

「桃のひこばえ」

読み終わりました

 

 植物好きにはたまらない本です

 

主人公、草介ののんびりした性格を

次々に出てくる濃いキャラクターたちが際立たせます

 

薬園には、セロリやローズマリーなども植えられています

 

文中より

 

異国の植物がこの国の土で根付いていく不思議を草介は思う。

突然、見知らぬ国の、季節も気候も異なる土壌に植えられ、戸惑うことはないのだろうかと、

ときどき真剣に考える。

草木も土に馴染もうと、必死なのかもしれない。

それを思うと、ますます愛おしさが湧いてくる。

人も似たようなところがある。

受け入れつつ、ときには抗いつつ、人は折り合いをつけて生きている。



彼岸花を相思花ととも呼ばれていると千歳に話す草介

 

葉見ず、花見ず

 

文中より

 

「彼岸花は、花が咲き終わってから、葉を出します。

そして次の年、

葉が枯れてしまってから、花茎が地表へ伸びてきます」

 

「互いに互いを見ることがないということですね。

花は葉を、葉は花を見られない」

それで、葉見ず花見ずですかと、千歳が悲しげに、息を吐いた。

はい、と草介は頷く。

「互いに思い合い、求め合っているのに会うことができない、

心を通わせることができない。

そこにいることはわかっているのに、です。

なので相思花などともいわれています」

 

よく聞く「ひこばえ」の説明も草介さんしてくれています

元の樹に対して、孫のような若芽なのでそう呼ばれているのだそうです

 

へ~そうなんだ

 

 

色々と今回もありました

草介さんと千歳さんはどうなるのかしら

う~ん、気になる気になる

 

シリーズ3に続くです

 

早速、図書館に予約しました

 

コメント
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