今年初めて金木犀が2度咲きしました
この気候のせいでしょうね~
1度、満開に咲いて辺りに秋の香りをふりまいていました
その花も雨で、木の下に金木犀の花のじゅうたんを敷き詰めたのは
1~2週間前のことでした
それが、ここへ来てまたいい香りがし始めたので
あれっと思い、金木犀の木をよく見ると花芽がついていました
ネットで調べたら、金木犀が2度咲きすることがあるとのこと
もう数十年我が家の庭で秋を感じさせてくれていたのですが、初めてのことです
これは、秋から縁起がいいわいな~
金木犀と並び、秋の花と言えば彼岸花です
9月30日の朝日新聞の「天声人語」
彼岸花の燃え立つ秋である。
と始まり、
新美南吉の故郷愛知県半田市の矢勝川の両岸に
300万本が紅に染め上げられているとのこと
新美何吉の代表作
「ごんぎつね」の中でその様を
赤い布のよう
と書いていた風景を再現しようと地元の方たちが植えられたそうです
先日のテレビで
東大&京大生が選ぶスゴい本BEST30で
この「ごんぎつね」が第5位に選ばれていました
たまたま今図書館で借りてきている本
の中にも「ごんぎつね」が入っていました
その彼岸花のところ探してみました
ありましたありました
お午がすぐると、ごんは、村の墓地へいって、
六地蔵さんのかげにかくれていました。
いいお天気で、遠く向こうにはお城の屋根瓦が光っています。
墓地には、ひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。
と、村のほうから、カーン、カーンと鐘が鳴って来ました。
兵十の母親が亡くなったことをごんが知るシーンです
ははは・・
これ読み返してまたうるうるしてしまいました
何度読んでも泣けてしまいます
彼岸花も、金木犀も
秋が似合います