小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

アランの「幸福論」

2017-07-30 20:06:48 | 読書

お友達から「暑中見舞い」の葉書が届きました

 

その葉書に

夜中の眠れないあなたの為に

というNHKのラジオ「夜の深夜便」を聴いています

と書かれていました

 

先日こそ、お知り合いが

読んでしまったから読む?

と言われこの冊子をいただきました

 

 

その中に

2017年5月26日の放送

「佐藤愛子に聞く!」

というのが掲載されていました

 

 

聞き手は村上里和さん

 

今年出版された佐藤さんの初の語りおろし

「それでもこの世は悪くなかった」の「あとがき」で、

フランスの哲学者アランの「幸福論」を引用されていますね。

「何らかの不安、何らかの情念、何らかの苦しみがなくては、

幸福というものは生まれてこないのだ」。

この言葉にとても感動したというお便りも届いています。

 

 

佐藤さん 

アランの「幸福論」の類はね、苦しみがないときに読んでも

何の役にも立ちません。

私も、苦労を経験したあとに何回も読み返していますけれども

やはり「そのとおり」と思いました。

幸福というものは、苦労があってこそ初めてわかるものなんですよね。

物質的苦労もなければ無理解も不如意もなく育った人は、

自分を幸福とは思わないでしょ。

それが当たり前の状態だから。

 

 

なるほどなるほど

広島カープもずっと低迷していて

応援していても苦しくてせつなくて

だから今の好調がもう嬉しくて嬉しくて

 

って、こんなんじゃない?

 

 

佐藤さんも苦しいときや悩まれたときは

こういう本を読まれるんだな~って思いました

 

私も自己啓発本が好きなんですが

ささっと読んでわかった気がして

また違う本を買ってしまうんですね

これじゃあ何にもならないな~

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする