今日は久しぶりにちょっとエッセイ風に書いてみました
昨日は、仕事の都合で早出特打ち(?)
いつもより30分早めの出勤
エンジンをかけると耳慣れないリスナーの声が聞こえてきました
あ、そうかいつもより30分早いんだったと再確認
バス停で待っている人の顔ぶれも違います
いつもはかからない遮断機が下り、電車の通過も見ました
朝は30分違うと随分景色も違うもんだな~と思いながら運転していると
前方に若い女性が歩いているのが目に入りました
きちんとした紺地のスーツを着て、高からず低からずのパンプスを履いています
私は女なので、特に若い女性を見かけても反応しません
でも彼女が目に入ったのは、彼女がまだお誕生日前の赤ちゃんをしっかり抱いていたからです
その同じ左の肩には、お昼寝セットと思われる大きな袋をかけています
反対の肩には、赤ちゃんに必要なお出かけセット入りのこれまた大きな袋
そして自分自身のバック
かけられるものすべてがスーツ姿の彼女の肩にかかっていました
この先に保育所があるから、出勤前にそこに赤ちゃんを預けに向かっているんだと想像できました
抱かれている赤ちゃんの右手が若いママのスーツの袖の端を小さな手でしっかり握っていました
そうそう、ママは急いでいるから落ちたら大変だものね
しかし、しかし大荷物を両肩に抱えてはや足で歩く彼女
まだ保育所まで100メートル以上はあります
働くママ、頑張れ!!
車の窓を下ろして声をかけたくなりました
彼女の表情はわかりませんでした
彼女が物理的に大変なことで暗い顔をしてなければいいなと思いました
働きながらの子育ては大変ですものね
でも、あんな可愛い子どもがいて、働ける職場がある
そしてまだ若くて全身にエネルギーに満ちあふれている
そのことがどれだけ幸せなことか彼女が気付いていて欲しい
その幸せに気付いていれば、小さな我が子に優しく微笑んであげられる
その幸せに気付かないと
不満でいっぱいになります
笑顔なんて何処を探してもでません
若くて、子どもがいて、働くところがある
いや~やっぱりこれ以上の幸せないですよね
しかし、幸せってどうしてこうもは気付きにくいものなんですかね~
色んな機能が充実している携帯
その人にとって
「今とっても幸せなこと」
がおきていたなら
着メロならぬ幸せメロをならして気付かせて欲しいものです
朝30分の早出でそんなことを思いました