今夜のＳＯＮＧＳ
「美輪明宏×エディット・ピアフ」
美輪明宏さんの語るエディット・ピアフの話し
何度聴いても感動します
ピアフの人生
妻子ある男性と恋に落ちたピアフ
大好きな彼とは仕事でなかなか会えない
「少しでも早く会いたいから、飛行機で来て」
と恋人マルセル・セルダンにたのみます
彼女に会うために乗った飛行機は事故にあい、彼はかえらぬ人となります
悲しみの中、舞台にっ立って歌った歌が
「愛の賛歌」
エディット・ピアフ hymne A L'amour 愛の讃歌
その後、ピアフは自暴自棄になり、アルコール中毒、薬、度重なる交通事故
とうとう声もでなくなります
１０年間の闘病生活の後、友達と彼女を愛するひとりの男性によって復活します
そしてその彼と結婚します
彼との歳の差が２０歳
ピアフ４７歳
テオ・サラポ２７歳
当時、世間では、
「ピアフの財産目当ての結婚」
という冷たい視線を彼に浴びせます
でも、ピアフには財産どころか、借金しかなかったのです
彼は、ぼろぼろになったピアフを励まして奮い立たせ、立ち直らせてカンバックさせます
やっと幸せをつかんだピアフ
でも、結婚して１年後に彼女は亡くなります
彼女を亡くした彼は、彼女の借金を６年かけて返し続けます
やっと返し終わった時、彼もまた事故で亡くなるんですね～
ピアフは、マルセル・セダンに見返りを求めない愛を捧げます
そして、そんなピアフに、今度はテオ・サラポが無償の愛を捧げたんですね
これをね、美輪さんが語るんですよ
そして、歌うんですよ
愛の賛歌を・・・
涙が出てきます
愛の讃歌
訳詞 美輪明宏
高く青い空が
頭の上に落ちて来たって
この大地が割れてひっくり返ったって
世界中の
どんな重要な出来事だって
どうってことは ありゃしない
あなたの この愛の前には
朝 目が覚めたとき
あなたの温かい掌の下で
わたしの体が愛にふるえている
毎朝が愛に満たされている
あたしにはそれだけで充分
もしあなたが望むんだったら
この金髪だって染めるわ
もしあなたが望むんだったら
世界の涯だってついて行くわ
もしあなたが望むんだったら
どんな宝物だって
お月様だって盗みに行くわ
もしあなたがそうしろと
言うんだったら
愛する祖国も友達もみんな
裏切ってみせるわ
もしあなたが望むんだったら
人々に笑われたってあたしは平気よ
どんな恥ずかしいことだって
やってのけるわ
そしてやがて時が訪れて
死があたしから
あなたを引き裂いたとしても
それも平気よ だって
あたしも必ず
死ぬんですもの
そして死んだ後でも
二人は手に手をとって
あのどこまでも
どこまでも広がる
真っ青な空の
碧の中に座って
永遠の愛を誓い合うのよ
なんの問題もない
あの広々とした空の中で
そして神様も
そういうあたし達を
永遠に祝福して下さるでしょう
愛よりお金よね～っていう近頃の女性に今夜のこの番組観てもらいたかったわね
って、でもお金も大事だけどね・・・
あ～やっぱり私も凡人だわ
こんな愛し方は後にも先にもできない・・・・・
まあ、誰もが出来ないからそこに感動が生まれるのよね
今日の私の小さな幸せ
ピアフの恋に感動
美輪さんの歌にも涙
