春のことづて
つ~っと細くのびた枝先に白い花が、ポチッポチッと咲き始めました。
今は、まだ数輪ですが、10日もすれば、細長い枝を白い花が覆います。
日が落ちても、そこ一面が、白く浮かびあがります。
白という色は、夜でも存在感を失いません。
この花、すべてが咲きそろうと、風にふかれ、クルクルと上に下にと花びらが舞いながら散り始めます。
その感じが、まさに粉雪が空から、降ってくる感じ。
この花の名前「ゆきやなぎ」とは上手くつけたものだと毎年思います。
花がすべて散ってしまうと、青々した新芽が出ています。
蕾がふくらみ、花が終わり、葉が茂る・・・
ずっと楽しめるこの花。
さりげなく
「春がきたよ~」
と小声で伝えにくる可愛らしい春のメッセンジャーのように見えます。
文藝春秋に芥川賞の受賞作品が掲載されています。
川上未映子の「乳と卵」
少し読んで挫折しました。
センテンスがめちゃめちゃ長いんです。
数行読んですぐこれです。
一部抜粋
図書室には何回か行ったけど本を借りるための手続きとかがなんかややこしくってだいたい本が少ないしせまいし暗いし何の本を読んでるのんか、人がきたらのぞかれるしそういうのは厭なので、最近は帰りしにちゃんとした図書館に行くようにしている。
どうでしょう?
私、朗読やっているので、この文章は読みづらいですね。
夏目漱石や太宰治の文章がやっぱり読みやすいので好きです。
この文藝春秋に連載されている、人声天語 坪内祐三
「大きな空気を読んだエビちゃんは見事だった」
っていうのを大笑いして読みました。
昨年末にあったレコード大賞。
コブクロの「蕾」に決まった。
総合司会の堺正章が、コブクロの小渕君にインタビュー。
「この喜びを亡きお母さんに何て伝えたいですか?」
しかし、答えが帰ってこなくて、もう一度同じ質問を繰り返す堺正章。
・・・・・・
その後のエビチャンのとった行動を坪内さんは絶賛。
面白いですから、476ページ立ち読みおすすめします。
え~ここにかかんのかい~って?
もう夜もふけてまいりましたもので、おあとがよろしいようで・・・・。
今日の私の小さな幸せ
今日は、4月の陽気。
あったかかった~。