♪は~るよ、こい
は~やく、こい♪
利休梅の新芽です。
今頃の時期になると、毎年思っていました。
「はやく春がこないかな~」
って。
でも、ここ数年、その気持ちがずいぶん薄れてきました。
それは、私が歳を重ねすぎて、春を待つ感性が薄れてきたから?
いえ、冬が冬らしくないから・・・。
ここ数日、天気予報で3月下旬並みの気温だと伝えていました。
確かに、朝、着替えをするとき、寒さで鳥肌がたつこともありません。
お正月休みが終って、初仕事からの帰りに、年末より日の入りがおそくなっているのに気付きます。
暮れに、やっつけ仕事で磨いた窓ガラスから差し込む光は、日増しに明るさを増してきます。
庭の枯れ木の間に、新芽が芽吹きはじめています。
そんなことのすべてが、スキップしたくなるほどうれしいのも、冬が冷たく寒いから。
この気持ちと少しにている話を聞きました。
ある高齢のご婦人のつぶやきです。
つらいということが何もないというのが、かえってつらいんです。
つらいことがないから、うれしいことがないんです。
夏が引き際を忘れ、いつまでも居座り、秋はあっという間に終り、中途半端な冬が、うろうろしています。
そんなメリハリのない近頃の日本の四季。
やはり、地球が確実にあったかくなっているんですね。
肉親同士がいがみ合う冷たいニュースが多いです。
地球と人の心が、反比例してきています。
そんなかっこつけた文章を書いたあと、寒波がきたりして、
「あ~やっぱり寒いのはいやだわ~」
って文句を言うに違いありません。
人は、わがままだから。
先日の、「寒咲きアヤメ」を一日花と書きましたが、まだ、今日も咲いてくれていました。
どうやら、一日花ではないようです。
訂正してお詫び申し上げます!!
今日の私も小さな幸せ
野村萬斎さんが、「幕末ヒーロー鞍馬天狗」をやるんですって。
面白そうです。
明日から、大相撲!!
見なくっちゃ。