ヴィンセントカスタムですが、混合気の調整が上手くいかず、100kmツーリングで問題点が多数・・・。
今日は32℃の中、登坂テストと気圧への対応を調整に行きました。 しかし結果は悲惨でした。
このキャブは、負圧サーボの横置きツイン(ダウンドラフトに近い)で、吸気抵抗が無ければシリンダーは動きません。 標準装備では、2リットル✙2リットルで合計4リットルのエアクリーナーボックスが付きます。
これをヴィンセントのレーシングタンクを載せるために300ccのタッパー1個で対応・・・。
詳細は企業秘密ですが、100km/h迄の加速と、ショートツーリングまではこなせたのですが、アクセルをガバッと開けると吸気が追い付かずゴボゴボ。で、負圧サーボの為、気圧の変化に着いていけない・・・。 猛暑の中、3.5kmを押して、バイクを預かってくれる所まで行き、救援を頼みました。
仲間はいろいろ言うが、そんなに簡単な事ではないのです。 「パワーフィルターにすればいいだろう。」と言うが、苦い経験が。
パワーフィルターにはCV用とソレックスやアマルビリヤス用が有り、負圧サーボにはそれ用が必要です。 で、苦い経験は、パワーフィルターに替えるとメインジェットを20%ほど大きくしないと。 ここから迷宮に入ります。 メインジェットをいじり、ジェットニードルをいじり・・・。 何がなんだか分からなくなって・・・。
で、今回も明日から迷宮に足を突っ込みます。
地獄の3丁目が・・・。