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インフレ誘導に疑問・規制緩和・逆行?

2015-01-08 14:22:17 | 国際・政治

今日は少し疑問を提起してみよう。(提起だから極論だぞ。)

 

我々は昔、貨幣価値がどんどん下落するインフレに苦しみ、デフレ社会への移行を望んだ筈だ。 学校の社会科でも習った筈だ。 ところが今は、デフレ社会が悪で、インフレへ誘導しようとしている・・・。 政治家は、庶民の生活は考えていない。

 

何故だろうか。 政治家が経団連や大企業の言いなりで、大多数の国民を見ていないからだ。 政治家自体が自分で生活に困っていないからで、当然彼らは学生運動とも無縁だったろう。

 

学生運動が盛んだった頃を思い出して欲しい。 マルクス・レーニン・エンゲルス・ケインズ・社会主義・共産主義・資本主義・・・。 明治維新の志士たちの様に、苦学生が徹夜で議論したものだ。 結果は・・・。 当時、理想を語った仲間は、或る者は機動隊に叩かれ、或る者は公務員になり、或る者は政治家を目指し。 大多数の無関心を装った者が利口だったのか・・・。

 

今、苦労知らずの政治家は馬鹿になった。 この上、一層の規制緩和を行い、インフレに誘導しようと・・・。 人口の減少にも手立てを持たない。

 

歴史を見よ。 かつて西欧では、人口の減少・国力の低下に移民の受け入れで対応した。 確かに移民は治安の問題や、宗教の問題を引き起こした。 が、日本人はあくまでもヤマト単一民族に拘る。 国が亡びれば、意味は無いのに。 ならば、日系人やユダヤ民族など、限定して受け入れば・・・。

 

一層の規制緩和? 昔は各町内に食料品店や雑貨屋・八百屋・パン屋・駄菓子屋等が有り、それぞれ生活が成り立っていた。 床屋さんも酒屋さんも。    ところが、規制緩和以降、総てが中央資本やチェーン店でなくては食べていけなくなった。 確かに全国どこへ行っても、同じ物が同じ価格で、手に入る。 悪い事ではないが、地域の特性も生活も奪われていった。

 

じゃいっそ、中央資本やチェーン店を総て排除した特区を日本中に作れば? 超高齢化社会に入りつつある現在では、町内で買い物や生活ができる昔の環境の方がベストと思う。 仕入れや供給を行政がまとめればいい。 かつての健全だった頃の農協の様に。 などと考えてみる。

 

経済対策と政治? リーマンショック以前の世界大恐慌。 この時、ルーズベルトはケインズの経済学を使った。 他にケインズ経済学を使って国力を大きく上げたのは、健全だった頃のヒットラー・ナチスだ。 何故ヒットラーがあそこまで強大になったかは、以前に取り上げた事が有る。 たぶんヒットラーなら、3.11大震災の総ての復興を公共事業とし、被災者や失業者に仕事と収入と住居を与えたと思う。 それが出来なかった民主党は論外か・・・・。

http://blog.goo.ne.jp/tamenobu3/c/c615a55077a11c356b5ac02dce87a9f4

 

失業者や余剰人員は、公共事業が吸収したのだ。 ある意味、米軍も同じで、兵士を養い、欲求不満を押さえつけるには、常に攻撃目標や戦争が必要だ。 日本の自衛隊は・・・。 両面での治安維持・・・。

 

原発問題? 半減期が2万4千年のプルト二ューム・・・、これで無毒にはならない。 人間の寿命が80年なのに、5万年もかかる廃炉後の処理を後世に?????  キリストが何回復活するの?????  賛成・反対以前の問題でしょう。

 

などなど。

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批判でも何でも書き込んで下さい。

スマホ弄ってないで、考えましょうね。 まともな政治家、出てきて下さいな。

 

 


たまに、政治経済。

2013-02-27 22:08:15 | 国際・政治

ヒットラーが話題に出たので、たまに政治経済ネタです。

私は別に、ヒットラーを肯定しませんが、否定もしません。 基本的に彼は経済を良く知っていました。 我々の年代は、学生運動にも少しかかわり、背伸びして政治や経済の勉強もやりました。 デモも少し・・・・・・。

マルクスやエンゲルス、レーニンなどは徹夜で討論しましたが、ケインズやヒットラー、ルーズベルトは殆ど論じられなかった。

でも、ケインズの経済学を使い、大恐慌から立ち上がったのはヒットラーやルーズベルトでした。 日本でもケインズの経済学を使い、戦後では田中角栄が列島改造論を。 そして今、安倍晋太郎が・・・。

で、ヒットラーとナチスについて、少し。(以下は、論文などから拝借しました。)

結局のところ,暴走するまでは良い政治をしていたから支持されていたのです。
当時のドイツは世界恐慌の影響で失業者が700万人にも達していましたが、この膨大な失業者をナチスは僅か数年で殆どゼロにしてしまったのです。

ナチスはケインズ経済学を世界に先駆けて導入し、公共事業によって経済の立て直しを図りました。
この公共事業がアウトバーン(高速道路)建設やベルリンオリンピックの為の競技場、野外劇場などの建設でした。
特にアウトバーンは1933年から3年で1000キロに達し、終戦までに4000キロの建設が行われました。
この建設費の内46%は労働者の賃金に充てられ、これによってドイツ国民の生活水準は非常に上がることになります。
またナチスは世界に先駆けて8時間労働を法的に実施し、労働者の通勤時間を30分以内にさせたり時差出勤を採用させるように指導していました。
また福利厚生制度も充実させ従業員100名以上の会社には格安の社員食堂を設置、大きな工場には休憩室・食堂・医務室・電気マッサージ室、温水冷水浴室・スティーム浴室などを設置することが義務づけられていました。
また住宅にも充実した制度が義務づけられ、会社が労働者住宅を建設できない場合には周辺の賃貸住宅を労働者のために借り上げることも義務づけられていました。

またナチスは格差の解消を政策の一つに掲げており、労働者でも買える大衆車「フォルクスワーゲン」を開発したり娯楽福祉事業に力を入れたりしていました。
「国民に外国から祖国を見る機会を与える」という方針で慰安旅行が奨励され、一例としてホーホラルマルク鉱山に炭坑夫が参加したアルプスの景勝地アルゴイへの10日間3食付きの慰安旅行は僅か34マルク(炭坑夫5日分の賃金)だったとされています。
この旅行にナチスは終戦までに労働者を10万人も参加させているというのですから、これは到底ただのプロパガンダとは言えないものがあります。

こういったとんでもない失業対策、福祉事業が成功した背景には、ナチスドイツが全体主義国家だったからという事があるのです。
たとえばナチスは、あらゆる企業に秘書としての党員を送り込み監視と指導をおこなっていました。
企業内部で不正に対する告発がなされ、不当に利益を得られる事が出来なくなっていたのです。
公共事業でも、不動産業者や投機家が土地を買い占めたり価格を高騰させたりする前に土地の価格が決定凍結し労働者への取り分が確保されるようになっていました。

ナチズムとは国家社会主義と訳されますが、つまりはこのナチスドイツは理想的な社会主義国家だったのです。
だがそれが嵩じた故に民族主義が高まり、弱者切り捨て、反ユダヤ主義が蔓延しておぞましい監視国家へと移行してしまい、大戦の敗北と共にその功績も無かったことにされてしまったのです。

と、公共事業を上手く使ったわけです。 民主党が仕分けと称し、おぞましい監視国家と密告助長に移行し始めた時、正体の知れない一抹の不安を感じたのは私だけではなかった筈です。 ナチスについては様々な思想が有るので、あまり触れたくは無いのですが、ホロコーストについても、日本軍の満州での731細菌部隊・中野学校などについても、世界の批判を浴びて当然です。「先人がやった事」では済まされないのです。 

なので、このブログはあと1日で削除します。

「アベノミクス」暫く静観してみましょう。

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と、書きましたが、ご要望により攻撃を受けるまで残しておきます。 意外に残るかも?