世田谷通り沿いで暮らすたまママのたまたま素敵な日々

兄ほっつんと妹えったんの育児日記など、気ままに書いております

ノープランでシンガポール

2012-06-27 22:59:33 | たまたま素敵な今日

ダンナのシンガポール出張が長引いている間にちょうど今月やってた仕事の区切りが来たので、シンガポールに遊びに行ってきました。

23日(土)
0:30の夜行便で窓側に座ったのですが、隣には外国人カップルがきて、そのうち女の方が私の隣でした。その女が寝相悪く、ふと目が覚めると女の頭がこっちにもたれかかってたり(彼氏は逆側だろが!!!)、またふと目が覚めると女の頭は彼氏側に行ってるけど横座りしている足の親指が私の太ももにつんつん当たってきたりしていて、とにかく起こされる。しかも2時頃に機内食の夜ごはんが出てきたり(食べず)、4時頃に朝ごはんが出てきたり(フルーツのみ食べる)、とにかく起こされる。

朝6時頃にチャンギ空港に到着。7時頃にダンナがいるコンラッドホテルに到着。受付を素通りして、その後何食わぬ顔でずっと滞在。人数ごとの支払いではなく部屋ごとの支払いだから特に問題はないらしい。この日はあの女のせいでぐったりだったため夕方まで睡眠。ダンナも仕事の疲れでぐったりしていて睡眠。

目が覚めて、旅行本を見ていると、水陸両用の乗物でぐるっと一周するダックツアーというのがコンラッドホテルの近くから出ていることがわかる。18時までと書いてあったので行ってみたのですが、すでに本日分のチケットは売り切れとのこと。せっかくなので明日の12時のチケットを購入。適当に夜ごはんを食べてこの日は終了。

24日(日)
11時半集合。モニターで水に落ちた場合の対処方法などを見てから、水陸両用の乗物に乗り込む。



ダックを意識したデザイン。最初は車として陸をずんずん進み、入水ポイントからザッバーンと海に滑り込み、そこから船。天気が良くて、風が気持ちいい。そして、テレビで見たことがあるマリーナ・ベイ・サンズを眺める!



ちなみに有名なマーライオンは、ただでさえがっかりな観光名所と言われているのに、現在工事中らしく、さらにがっかり。



ダックツアー終了後、ダンナの同期(シンガポール駐在)の奥さんとグッドウッドパークホテルで会う。そこで3人でアフタヌーンティーを楽しむ。奥さんは会社を辞めて旦那さんの駐在についてきて間もないためまだ現地での友達がそんなに多くなく、私が遊びに来るのを楽しみにしていてくれたらしい。その後、オーチャードロード(日本でいう銀座みたいな通り)を散歩して、奥さんと2人でナイトサファリへ(ダンナは先にホテルに帰る)。ナイトサファリは要は夜の動物園みたいなもんで、檻や柵が全くない森の中を窓やドアが全くないトラムに乗ってガイド(日本語)のアナウンスを聞きながら動物を見るわけですが、どの動物も空気を読んでいるかのようにトラムからよく見える位置にいて、しかも気の利いた動物はトラムから手を伸ばせば届くんじゃないかってくらいに近くまで歩いてきたりして、とても見応えがありました。トラムを降りた後は動物ショーを見たのですが、名前のよくわからない動物がいろいろ出てきたり、安全性を重視する日本ではありえないような仕掛けもあったりしてすごく楽しめました。どおりで、奥さんが絶対観た方がいいとお勧めするわけです。シンガポールに行ったらぜひナイトサファリへ!

25日(月)
10時半にコンラッドホテルのロビーで奥さんと待ち合わせ。そしてマリーナ・ベイ・サンズへ!商業施設部分をぶらぶらと歩き回るが、ブランド店ばかりで特に買うものはない。ロクシタンに入ったら、店員さんに2種類のハンドクリームを同じ手に試し塗りされる。その後、別の店でも、日本語「ツルツル!スベスベ!」を連発する店員さんにさらにハンドクリームを塗られる。

お昼になり、奥さんが予約してくれていたSky on 57というレストランへ。なんと!!ホテルの上のあの船になってるところにあるレストランだよ!!そこは宿泊者しか行けないプールしかないと思っていたため、まさか今回あの船の部分に行けるとは思っておらず、とっても感激!!!船部分からの眺めはこんな感じ!



そして3品のランチコースをオーダー。サラダとメインとデザート。メインはチキンライスにしてみました。



見たまんまの鶏の味。おいしかったです。

ランチ後、奥さんが午後は英語のレッスンがあるとのことなので一時的にバイバイ。1人になり、この後3時間ほどどうしようかと考えた結果、割と近くにあるチャイナタウンへ行くことに。しかし、本当のチャイナを数十ヵ所見てきた私にとって、チャイナタウンは単なるお土産屋と飲食店の集まりでしかなく、まぁこんなもんかで終了。地下鉄でオーチャードに出て、再び奥さんと合流。ちょっとぶらぶらして、ティーで休憩。

19時過ぎに仕事を終えた旦那たちが合流して4人で夜ごはん。結婚話やら駐在話をしながら楽しく過ごす。24時過ぎにホテルに戻る。

26日(火)
ダンナは仕事へ。今日は午後に1人で帰国するので荷物をまとめ、ちょっと早めに昼ごはんを食べに行く。近くにあるフードコートに行くと、中国料理も韓国料理もマレーシア料理も日本料理もあり、何を食べるか迷う。いつも海外に行くと、ちょっと惜しい日本語に出会うのが密かな楽しみ。



いろいろ見て回った結果、ちょっと気になっていたラクサという麺を食べることにしました。しかもカレーラクサにしてみました。エビと大きめの油揚げと白いはんぺんみたいなのとゆでたまごが乗っていて、カレーはちょっと辛いアジア系の深い味わいで、なかなかイケました。



カレーラクサを食べ終わった後、飲み物屋でストロベリーマンゴースムジーを買い、ホテルの部屋に持って帰って飲みました。その場で果物を切ってミキサーにかけて作ってくれるのですが、南の国の果物は間違いなくおいしいので、こういう飲物も大体はずれがない。

13時頃にホテルを出て、チャンギ空港へ。なんか飛行機の出発が1時間くらい遅れて16時頃に離陸。本を読んだり、選択肢が少ない映画の中から「ライアーゲーム」「HOME 愛しの座敷わらし」を見たりして、23時頃に羽田に到着。電車で1時頃にやっと帰宅。バジルがしんなりしていましたが、トマトとリーフレタスは元気そうで、水をあげてから寝ました。


数年前にHISのパッケージツアーでシンガポールに来たことがありましたが、その時は単に「きれいな国」という印象でした。今回2回目でしたが、個人で回りながら街や人々の様子を見ていて「なんでもある国」という印象でした。マレーシア、インド、中国、韓国、日本、欧米・・・の人が歩いていて、それらのお店もたくさんある。でも、どの人がシンガポール人で、どの店がシンガポールの店なのか、わかりませんでした。

今まで行ったところは、中国なら中国人がいて外国人がいる、香港なら香港人がいて外国人がいるという感じでしたが、シンガポールは一見、どの人もみんな外国人に見えました。帰りにチャンギ空港に向かうタクシーの運転手のおじさんと中国語で雑談したのですが、おじさんはシンガポール育ちでシンガポール人だと言っていましたが、パッと見、中国人。見た目でシンガポール人を探すのは難しいなと思いました。

なんでもあるけど、シンガポールは一体どこなの?と思いましたが、いろいろな人や文化がごちゃ混ぜにある国、それがシンガポールなんだと理解するに至りました。1つの国にはその国の人がいて文化があって・・・という固定観念が打ち破られました。


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