世田谷通り沿いで暮らすたまママのたまたま素敵な日々

兄ほっつんと妹えったんの育児日記など、気ままに書いております

会社のしくみ

2005-05-16 14:50:04 | たまたま素敵な今日
「新入社員必読」とカバーに書いてある会社のしくみがわかる本(野田稔・浜田正幸著、日経ビジネス人文庫、AmazonHPへリンク)を2日間で読み終わりました!

会話形式で平易に会社のしくみが書かれていて、高校生でも理解できるくらいにわかりやすかったです。今までなんとな~くわかったようなフリをしていた言葉の意味がしっかりと自分のものになったような感じ!IQサプリ風に表現するなら、モヤッとがスッキリ!

特に「成果主義人事制度」のあたりがスッキリ!しました。「成果主義」というと「目に見える結果を出す人しか認めない」的な臭いが感じられ、私は昔は「よほど能力が高い人でないとやっていけないだろう」とか「成果主義の会社は結果ばかりを追い求めて仕事がキツいに違いない」とか思っていました。でも、それはちょっと思い違いであったようです。

一人ひとりの行動を変えることを目的に「行動や成果をこれまでよりも重視しますよ」と言って人事評価制度や賃金制度を変えているだけで、別に、厳しい世の中だからみんなガツガツ仕事せぃ!というわけではない、と。

会社が目指すべき方向に進んでいくために「社員の一人ひとりにどのような成果や行動を求めるのかを、ハッキリさせようとしている」だけ、と。

今期に自分の能力でできることと今期に会社が社員一人ひとりに達成して欲しいことをすりあわせていくことで、会社を前進させていこうという方法なだけ。目標による管理(MBO Management by Objectives)はそういう方法の名前。

自分の能力でできることを最大限にして会社と一緒に成長していきましょうね~っていうだけなんですね☆なぁんだ成果主義、恐くないじゃん♪むしろいいじゃん!

ここで注意。現実には、20世紀から行われてきた日本的経営に成果主義を入れようとしてさまざまなひずみ(社員がやる気をなくす、雰囲気がギスギスになるなど?)が生じていることも忘れてはいけません、一応。

成果主義人事制度のことの他にもいろいろ、株主の役目・取締役の役目とか、事業部制・カンパニー制とか、総務部・企画部とか、経済学部でちらっとお勉強したことがあるようなところや知ってる“つもり”だったことが書かれていて、確かに新入社員必読です。読んでおいた方が間違いなく、良い。

副社長に「早く経営に参画できるようにがんばってくださいね」って言われたから、その言葉を真に受けて、そのつもりでまずはよい新入社員になれるようにお勉強していこうと思います☆

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