世田谷通り沿いで暮らすたまママのたまたま素敵な日々

兄ほっつんと妹えったんの育児日記など、気ままに書いております

ほっつん

2013-07-13 17:12:49 | たまたま素敵な今日
出産後、5日目に退院し、その後は旦那の実家で産褥期を過ごしています。産後の体は自分が思う以上にダメージを受けているようで疲れやすく、赤ちゃんのお世話で3時間以上まとまって寝れないのでさらに疲れがたまっているようです。

でも、夜通しの陣痛に比べたら、と思うと、夜中に赤ちゃんが泣いて何回か起こされるのなんてだいぶ楽勝だと思えます。

育児は大変ですが、2週間経って赤ちゃんのリズムがだいぶわかってきて、次は何時頃起きるかとか先が読めるようになってきました。振り回される感が減り、こっちでわかってる感が増えてきたので、より楽になりました。

赤ちゃんの名前は ほたか です。「ほ」は旧字の穗。ほっしゃん。いや、ほっつん。

最近で一番よく撮れたカメラ目線の写真。



どっち似かなぁ。


カルピスみたいな水玉の肌着がお気に入り☆(親が)

産まれました!

2013-07-13 11:09:06 | たまたま素敵な今日
このブログでの報告はだいぶ遅れてしまいましたが・・・。

6月26日13:22、3164gの男の子を出産しました!

産まれた直後。



妊娠期間中、つわりもそんなにひどくなく、何の検査にもひっかからず、臨月も散歩しまくって、ずっと順調でしたが、出産がこんな大変になるとは。。

以下、出産レポ。長文です。


■6月21日(金) 出産予定日
何事もなく過ぎる。

■6月22日(土) 健診
赤ちゃんの推定体重が約3700gと出る。内診するも出産の兆候なし。大きくなりすぎると難産になってしまうということで、陣痛促進剤を打つため明日朝9時から入院してくださいと言われる。家に帰って荷物の最終チェックや、部屋や冷蔵庫の片付けなどをする。陣痛促進剤についてネットで調べまくる。

■6月23日(日) 入院1日目
まず、子宮口を広げるためのバルーンとやらを入れられる。痛くはないけど、違和感はある。これによって刺激されて陣痛が来る人もいるらしい。この日は足湯に入ったり、助産師さんに陣痛を促すアロマオイルでマッサージをしてもらったりして陣痛を待つが、結局陣痛は来ず。

■6月24日(月) 入院2日目
朝、普通に目覚めて、「あれ、夜中、陣痛来なかったなー」と思う。朝7時から点滴を刺し、ついに陣痛促進剤の投与を開始。効き方は人によるらしいが、早ければ今日、明日には産まれるだろうと言われる。30分ごとに陣痛促進剤の量が増やされていく。ドキドキしながら過ごす。夕方、陣痛促進剤を打ち終わる。明日は朝6時半から打ちましょうと言われる。陣痛促進剤が効いてきて今日の夜に陣痛が始まる場合もあると言われたが、結局陣痛は来ず。

■6月25日(火)入院3日目
朝、普通に目覚めて、再び「あれ、夜中、陣痛来なかったなー」と思う。朝6時半から陣痛促進剤を開始。すると、9時半頃からなんだか定期的な痛みが!時間間隔は約3分。日々、陣痛が10分間隔になったら産院に電話する、と思って過ごしていたので、「え!もう3分?じゃあ夕方頃には産まれるのかな」と思う。だんだん痛みが強くなり、昼食が運ばれて来るも食べられず。午後、かなり痛みが強くなり、「今日産まれるに違いない」と思う。ご主人を呼びますか?自分で電話しますか?と助産師さんに聞かれ、電話お願いします、と依頼する。痛い時にまともにしゃべれそうになかったし、産院から電話来た方が本当っぽいし。しばらくして、ご主人到着。もう会話する余裕がないくらい痛くて悶えている。夕方、陣痛促進剤を打ち終わってしまう。このまま進むかもしれないし、進まなければまた明日朝から陣痛促進剤を打ちましょうと言われる。「え、今日産まれなければこの痛みは朝までこのままなんですか?」と思う。長い夜が始まる。夕食が運ばれて来るも食べられず。ひたすら定期的な痛みに耐える。夜、蒸しパンとウイダーインゼリーをちょっとだけ食べる。

■6月26日(水) 入院4日目
夜中、迷惑だと思いつつ痛みの度に叫んでしまう。ご主人、一生懸命励ましてくれる。4時頃、引き続き叫んでいるがご主人は寝ている。やむを得ない。一人で耐え続ける。朝になり朝食が運ばれて来るも食べられず。午前中、向こうの方で子供の声がする。おそらく面会に来た上の子とかだと思われる。叫び声が聞こえては怖いだろうと気を遣い、デカいクッションに突っ伏して叫ぶ。助産師さんに赤ちゃんだいぶ降りてきていますよ、と言われる。「午前中には産まれるのかな」と思う。しかし子宮口はまだ十分開いてはいないらしく、助産師さんもまだもう少しかかるかな~みたいな感じである。昼食が運ばれて来るも食べられず。かなり体力が無くなってきている。しかしだんだんイキみたい感じになってきて、痛みの度にさらに力を入れる。院長が内診し、あと1時間頑張ってみて産まれなければ吸引しましょうと言われる。「あと1時間ですか!?もう吸引してください!!」と思うが、とにかく耐え続ける。呼吸が乱れる。赤ちゃんの心拍が下がる。酸素マスクをつけられる。そんなこんなで1時間が過ぎたようで、まだ産まれておらず、バタバタと吸引の準備が始まる。産まれた後の対応をする助産師さんが何人か来てスタンバイしている。「いよいよだ、やっと終わる」と思う。吸引の器具?はどんなのか見えなかったが、挿入時、あまりの激痛に全力で叫び、パニックに陥る。助産師さんになだめられる。気を取り戻して、次の痛みに合わせて思いっきりイキむ!するとニュルニュルと出てきた感じが!てっきり一気に全部出たと思いきや、助産師さんに頭出ましたよー、次、肩ですよーと言われる。「まだかよ」と思う。そしてもう一度イキんで、全部出た!!我が子、運ばれていって処置を受けている。しばらくして産声をあげた。こちらは陣痛が終わった安堵と疲労で呆然。分娩台から赤ちゃんの姿は見えなかったが、「元気ならもうなんでもいいよ、後でゆっくり見るよ」と思う。こんなに出産に時間がかかってしまったのは赤ちゃんが大きくなりすぎたからだと思っていた。肉ばっかり食べたり、誘惑に負けてケーキやシュークリームを食べたりしたことを後悔した。結局、一体どんだけのビッグベビーだったのかと思い、助産師さんに「何グラムですか」と聞いた。「3164g」。

超、普通。

普通だ、普通すぎる。「え、普通でこんな大変なものなのか?」と思う。私は3700gで産まれたらしい。母は大変だったに違いない。しばらくして一通りの処置が終わった我が子を助産師さんが連れてきてくれて、分娩台で寝ながら初抱っこした。温かかった。写真はその時の写真である。「初めましてー、お母さんだよー、よくがんばったねー、ってか、おむつしてないけどおしっこしたらどうしよう」と思う。

陣痛28時間、最後は吸引でやっと産まれた我が子。後で助産師に聞いた話では、不正軸といって赤ちゃんが斜めに産道に入ったらしく、頭が骨盤に当たって余計痛いし、余計時間かかるし、というやつだったらしい。

陣痛中、2人目なんて絶対にいらないと思った。みんなそう思うらしいが、子供が可愛くてみんな陣痛を忘れて2人目が欲しくなるらしい。あの超絶な痛みを味わう日がまた来るんだろうか。。できることなら次はお金を払って無痛分娩にしたい。

とにかく、無事に産まれてなによりでした。