世田谷通り沿いで暮らすたまママのたまたま素敵な日々

兄ほっつんと妹えったんの育児日記など、気ままに書いております

初めての休日出勤

2006-04-08 21:46:05 | たまたま素敵な今日
いや、別に、事業柄4月が忙しいからって新人でさえも休日に出社させて働かさせてるとか、そういうわけじゃないですよ?そこんとこ認識ヨロシク!

今日はたまたま、新人も手伝えて、かつ、ためになる仕事があるということで借り出されたのです。クライアントさんのお手伝いだったのですが、月から金まで研修をしていたときと比べると、初めて“仕事した!”って感じでした☆

簡単だと思ってもやってみるとできないということ、やってみて初めてわかることがあるということ、先読みして動くことが仕事であり信頼につながるということ、などなど頭ではなく体や心でいろいろ学んだような気がします。

そう!学生と社会人の違いとして何を挙げるかと言われたら、ひとつ、「学び方が違う」と今なら答えるかな。すなわち頭で学ぶのではなく、体や心で学ぶ。

就活の時によく「経験談」と「その時どのように思ったか」を聞かれたような気がするけど、それは、体や心で学んでいける素質がどれだけあるのかを見ていたのかなぁと思う。社会人は日々、体や心で学ぶことが求められるから。

と、なると。

頭で学んで積みあげてきた学歴って、単に就活の幅が広がったり有利になったりするだけにすぎないものなんだと気づく。学歴の高い人がより多く体や心で学んだ経験があるとは限らないし、その全員がどこかに内定をもらうとは限らない。社会に出るにあたっては偏差値ではなく人間性を見られている。

と、なると。(話はつながっているようでどんどんそれていきますが・・;)

この前テレビを見ていて思ったんですが、いわゆる“お受験”って何なの??特に小学生や中学生のお受験。いい大学に行けば大企業に就職できるとは限らないし、大企業に就職できたとしても一生安泰だとは限らない時代なのに。要するにあれは親の考え方が昭和のままで、子供はそれに付き合わされている、あるいは子供は洗脳されていて、自由で伸びやかな心身の発達を妨げられているのではないかと。

特に低年齢からのお受験は子供を頭でしか学べない人間にしてしまうのではないかと思います。体や心で学ぶことに不慣れで、自分の行動や感情をコントロールできなくなる。そう育ってしまった子は、たとえ高学歴だとしてもコミュニケーション能力不足でどの会社の面接を突破することも難しくなってしまうのではないかと。

もちろん、高学歴の人はダメだとか、お受験を経験した人はダメだなんて思ってはいません。勉強ができることもひとつの能力だと思うし、志を高く持って努力する精神力も持ち合わせていると思います。ただ、特に低年齢の頃から試験問題に向き合う時間ばかりが多くて、友達や大人や動物や自然などさまざまな人や物と向き合う時間が削られてしまうのはいかがなものかと思うわけです。この前見たテレビの中で、次のような再現映像がありました。ある小学生が夜遅くまで塾で勉強し、昼間は学校には行くが授業中は寝ていて、休み時間は塾の勉強をしている・・。友達と遊んだりケンカしたりしていないわけです。

社会人に求められることのひとつに「体や心で学ぶこと」があるとしたら、幼い頃からさまざまなことを経験し、さまざまな感情を持つことが重要なのではないでしょうか。その点、親が子供にいい大学に行かせようとするばかりにお受験をさせ、子供の心身の発達の時間を奪うのってどうなの?と思ったわけです。


全然休日出勤の話じゃなくなってきたような気がするので若干戻ると、今日の休日出勤を含めたこの1週間を振り返ると、自分の人間性はまだまだ未熟すぎるなぁと痛切に実感した1週間でした。もっといろんなことを体と心で学んでいかないとなぁー。一体いつになったら立派な社会人になれるもんだか・・。

まぁ、会社には尊敬できる社長、先輩、同期ばかりいるので、いい刺激を受けながら地道に成長していけるかな・・・がんばります☆



そして本文と全く関係のない焼きサンマ画像。