確か去年は2009年だったはずである。何故このような当たり前のことを確認する
必要があるのかというならば、昨年1年間に発売された作品の売上額が最も多い
ミュージシャンに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に洋楽部門でビートルズが
選ばれたからである。22日の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのゲスト
に泉谷しげるが出演していた時にタモリが「最近のミュージシャンは音を作り過ぎる」
と批判していた。機材が格段によくなったから仕方がないのであるが、結局いくら
音をクリーンアップしても楽曲自体に魅力がなければ売れないということが今回の
ゴールドディスク大賞の結果なのだと思うが、シンプルにすることは却って難しく
なっているのかもしれない。邦楽部門に関してはよく分からない。