
ヤマハRTX1200新機能:Luaスクリプト
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハRTX1200のファームがアップデートし、待望のスクリプト・プログラム実行機能がリリースされました。素晴らしい機能です。

図表引用:ヤマハのニュースリリースから
[突然開催]RTX1200新機能の紹介とネットワーク無料相談会
ヤマハRTX1200の新機能に一緒に触れてみませんか?特にスクリプト実行機能など、初めての機能を実機で試します。合わせてネットワークのご相談をお受けいたします。オープン検証室です。お茶はご持参ください。
費用:無料 会場:川崎商工会議所 地下一階特別談話室
日時 10月21日(水) 10:30-16:30 随時参加可
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ルーターにプログラム機能が欲しいことは過去何度かヤマハさんとお話したことがあります。今のように通信回線が多様化してくると、通信の要であるルーター自身が「通信規約どおり杓子定規に動く」(もともとルータはそういうものです。)ことも大切ですが「通信状態の変化を検出して、通信の規約を守りながら、ルーター自身の動きを変化させる」ことができれば、たいへんありがたいのです。それが実現できます。
ヤマハルーターRTX1200が採用したプログラム記述言語はLuaです。Luaそのものは、一般に普及している言語ではありませんが、比較的新しい言語であり文字列操作が容易なので、ルーターに組み込むには扱いやすい言語だと思います。
この言語を使って通信状況を監視しながら、ルーターの設定を変化させることができます。既にヤマハのルーター、特にRTXシリーズは通信経路の監視機能が豊富ですが、プログラムを併用することで、より柔軟にかつダイナミックに通信経路の監視と変更を行うことができます。
ビジネスを止めないために通信経路の確保が極めて重要になっています。もはや大企業でも中小企業でもその重要性は変わりません。
このヤマハルーターRTX1200のLua搭載の意味は、高機能ルーターとは「利用者の通信経路確保のためのプログラムが可能であること」という定義を生む第一歩です。ヤマハルーターRTX1200のLuaは、ルーターが極めて疎な結合で自律的に通信経路を確保する時代の幕を開きました。
この機能の詳細は、引き続き紹介していきます。
RTX1200:ヤマハの「Lua スクリプト機能」へ
RTX1200 Rev.10.01.16リリースノートはこちら
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