ヤマハが本格的なUTMを正式に発表しました。発表資料によると、これまでの独自開発とは異なり、「Check Point Software Technologies Ltd. 」との協業での製品です。Check Point Software Technologies Ltd. 社はFireWall/UTM分野での老舗です。
■UTX200
■UTX100
セキュリティ分野は、セキュリティ業界での知見の蓄積が必要です。世界的に著名なCheck Point社との協業は、セキュリティ・エンジンへの不安を払拭します。
基本的なファイヤーウオール機能はこれまでのヤマハルータも備えていますが、それを統計的に分析するには仕掛けが必要でした。
まだ実機を見たことはありませんが、CheckPointエンジンをヤマハのGUI管理機能で包んだイメージで仕上がっています。また、ヤマハVPNルータとの接続性も確保されているようです。
ターゲティングは、UTX100が小規模、UTX200が中規模でサポートサービス付きですね。これは、専門性の高い領域のサポートは販社では出来ないので、UTXをよく知っているサポートを提供するということでしょう。一般的なソフトウエアライセンスとは異なります。
詳細仕様や価格などまだ判らないこも多いのですが、セキュリティ強化の時代に即していると思います。セキュリティ分野は、国産がほとんど活躍できていないので、ヤマハの活躍に期待しています。
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セキュリティ分野も、設計・運用が大事です。ネットワークと一緒で、簡明に仕上げることがノウハウです。引き続き、情報を共有していきます。