こんにちは。
ヤマハが企業向けインターネットルーターRTX1220を2021年3月に発売開始することを発表しました。
これまでのフラグシップ・ルータRTX1210の後継機です。外部仕様的には、すでにサービスの終了が決まっているISDNのインタフェイスを廃止しています。発表された外観もその通りです。
RTX1210は企業ネットワーク構築の標準ルータです。その前身のRTX1200、RTX1100、RTX1000、RT103i、RT102i、ヤマハルータ初号機RT100iと20年を超え脈々とご利用に支えられてきました。これからは、RTX1220がそれを引き継ぎます。
企業ネットワークのインターネット接続点として、これからも沢山使われることでしょう。私は、RTX1210および、N1210系のルータをIPoE接続用のルータとして活用を始めています。IPoE=IPv6網上でIPv4を流すサービスに対応しているプロバイダを選べば、IPv4 over PPPoEは不要になります。今はIPv4 over IPoEでも固定IPv4を使うことができます。
これからの企業ネットワークは、IPv4に加え、IPv6を併用することが標準になります。すでに、Goole、Youtube、Micorosoft 365、Windows Updateなど大規模なインターネット接続はネイティブなIPv6接続です。IPv4でのWindows Updateのブレークアウトはもはや過去の話で、グローバルなIPv6がPCまで届けば、企業の悩みは大きく解決します。RTX1210、RTX1220は、そのために適したルーターです。
今回は「ヤマハがRTX1220の発売を公表-RTX1210はRTX1220に引き継ぎ」についての共有です。