「砂の覇王」須賀しのぶ〈全9巻〉
『流血女神伝』シリーズ、「帝国の娘」(上・下)に続く第二章にあたる。
今回ネタバレありなので、以下ご注意!
第一章では、猟師の娘・カリエが、日突然さらわれ、少女でありながら皇太子の身代わりとなり、他の皇帝候補たちと共同生活を送る、という激動の設定だった。
しかし、今回はさらなる激変が待っている。
しかし、今回はさらなる激変が待っている。
奴隷となってハーレムに売られるのだ!
この9巻は、このシリーズ中でも特に面白い章だ。
【ネット上の紹介】
カリエがエディアルドとともにカデーレの森から脱出して半月が経った。薄暮のなか、その日の目的地の途中にある村に辿り着いた頃、エディアルドの高熱に気がついたカリエ。二人は、宿をその村で求めようとしたが、訪ねる家々で冷たく断られてしまう。途方に暮れるカリエ。そこに一人の男が現れ、自分の家に来てもいいと言う。しかし一夜を過ごすことになったその家には、恐ろしい罠があった。