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「お姫様とジェンダー」若桑みどり

2024年06月02日 09時50分55秒 | 読書(エッセイ&コラム)

「お姫様とジェンダー」若桑みどり

ぱらぱらとめくって軽く読んだだけ。
本来ならアップしないのだけど、気になった箇所があったので書き出しておく。
「「白雪姫」とフェティシュ信仰」(石塚正英)を引用しているところ。
P106
「ナチスは自己の思想を宣伝するのにおおいにグリムを利用した。たとえば第二次大戦中に『赤ずきんの狼はユダヤ人であり、赤ずきんはドイツ人、赤ずきんを救い出す猟師は国民を解放するアードルフ・ヒトラーである』」と宣伝した。

P106
『闇の王子ディズニー』によると、ディズニーはイングランド系移民の厳格な父と、優しい母という典型的な家父長制家族に育った。(ディズニーはアイルランド系移民のはず。元ネタが間違っているのか、著者の勘違いなのかは不明)
【参考リンク】
ウォルト・ディズニー - Wikipedia

ウォルト・ディズニーのルーツを探し求めてアイルランドへ(誇張)

【ネット上の紹介】
コレット・ダウリングの『シンデレラ・コンプレックス』が刊行され、話題をよんだのは一九八二年。すでに二十年以上になるが、その間、「白雪姫」「シンデレラ」「眠り姫」などのプリンセス・ストーリーは、ますます大量に生産され、消費されている。大量に消費されるからその影響力も絶大である。本書では、ディズニーのアニメを題材に、昔話にはどんな意味が隠されているかを読み解く。いつの間にか思い込まされている「男らしさ」「女らしさ」の呪縛から、男も女も自由になり、真の男女共同参画社会を目ざす。
第1章 女子大でどうジェンダー学を教えるか
第2章 プリンセス・ストーリーとジェンダー
第3章 「白雪姫」を読む
第4章 「シンデレラ」を読む
第5章 「眠り姫」を読む
第6章 「エバー・アフター」(それからずっと)

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