新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

酒田港オールスターズ(その5) タキ12904

2012-07-15 01:00:41 | 日本海縦貫線/上越線/信越線

 タキ400/1400からタキ2600へ移行する過渡期的な存在と思われているタキ2800ですが、ライニング無し鉄肌タンク体を好む特定ユーザー向けにタキ2600と並行して昭和40年代初頭まで生産されていました。これは末期の製作だけあって、台枠にジャッキ受けが装備されるなど大分近代的になりました。鏡板の点検蓋が厚みがあるのは、この時期の三菱製の特徴です。大半はタキ2600に改造されてしまったので、私が各地を巡っている頃には希少種になっていましたが…

 ところでこの車、「内面ゴムライニング」と表記されていますね。実質タキ2600だったのでしょうか?

(1999年5月4日 新潟臨海鉄道 藤寄駅)


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