新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

磐梯町

2020-09-23 21:25:31 | 東北線/常磐線

 書きかけで放置していた磐越西線シリーズ、久しぶりに書いてみるか、と。

2回目は日曹金属化学会津工場の最寄り駅、大寺駅改め、磐梯町駅です。少し前のレポートだとホーム上屋が旧い木造の物でしたけど、最近改築された様で残念。かつては側線が広がっていたであろう空き地が往時の栄華を偲ばせます。

 

駅舎は軌道面より一段低い位置にあり、ホームとは地下道で繋がれています。スイッチバックではありませんが、ちょっと信越線二本木と似ていますね。駅舎は内外とも一見新しい様に見えますが。

 

裏に回ると妙に古臭い様な。どうやら旧い木造駅舎をリフォームした模様です。

駅直ぐ前には、道路を挟んで件の工場があります。社章はお馴染みの「雪うさぎ」ですが、昨年にグループ企業のCIをこれに統一していたんですね。

守衛詰所は旧いものですが、割と簡素な造りです。

表から見えるところにある鉄道輸送の遺構は、入り口直ぐの場所にある、この貨物ホームと上屋程度でしょうか。

これは直接関係は無いかも知れませんが、良い雰囲気の倉庫が気になります。

(2020年8月14日 磐越西線 磐梯町駅)